定例日ではなかった朝カフェの開催 | がいちのぶろぐ

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今朝は、今年度最初の「上京朝カフェ」があったので、私も参加していた。通常だと「四木」として第4木曜日を定例開催日としていたが、今日は異例の日程ということになった。

 

 

新年度最初の開催ということもあって、今朝の会場は上京区役所の市民会議室。これまでのコロナ禍では、会議室に人数制限などがあり、この2年ほどは会場として使い難かった。

 

今日はそういった人数制限も取り払われて、参加者が会議室を自由に埋めることができた。そういうこともあったからか、いつもよりかなり多くの参加者が来ておられた。

 

開始5分ほど前に会場についたら、会議室の入口が飾り付けられて、中にはすでに10人以上の方が集まって、発表・報告用の資料用紙に記入をされていた。

 

 

 

そして開始早々から、けっこう〝熱い〟告知やお知らせが並んだ。さらに、この先の大型連休期間中にイベントを行う団体もかなりあるので、その告知もかなりあった。

 

 

 

何よりも、今日の会場が区役所の会議室だったので、出席しやすかったから上京区長が直々にチラシを持って参加され、京都市や上京区主催のイベントの告知をして行かれた。

 

こうして、いつもの3割増しくらいに当たる、実に30名ほどが次々と前に立って、チラシ片手のイベント説明やら、前年度報告やら、様々なお知らせが続いて行った。

 

 

 

いつも聞いていて感じるのだが、よくぞこれほど多くの、単発イベントや定期的な開催の行事が行われていることだろうか。それも、誰に頼まれたのでもない自主的・自発的な開催だ。

 

 

 

今日も〝言い逃げです〟と、朝カフェのもっとも早い時間帯に告知をするなり、すぐその足で職場へ走って行く人もあった。そこまでしてでも、伝えたい何事かがあるのだ。

 

 

 

たまたま今日は来ておられなかったけれど、上京区内の商店街で何かのイベントがあるときなどは、チラシ持参で商店街の幹部の方がワッと来られることもある。

 

また区長が出席していたから、ということでもないだろうけれど、区役所で住民の活動と接点がある部署の方も、合計5名が告知・案内・報告などをされていた。

 

 

 

それにしても、なんと賑やかな集まりになっていることだろう。この上京区からは、早くに左京区が分かれ、かなり経って北区が分かれて、市内でもホントに小さな区になっている。

 

それなのに、これだけの熱量を持った活動がある。京都市の都心の区でも、中京区や下京区の場合は、会社のオフィスや大規模な小売業が多く、そこが上京区とやや異なっている。

 

上京区の特徴は、西陣織関連にしても、その他の伝統工芸関連や地域密着型商店街にしても、すべてビルの中の仕事ではないという特徴がある。かと言って、住宅地域でもない。

 

 

 

それだけに、仕事と住民との関わり方が、市内の他の地域とは少し異なっているのかもしれない。それが結果的に、地域性豊かで多彩な市民活動と結びついているように思う。

 

 

 

 

私たちの団体は、今年度もまた上京区の助成金に申請をしようと思っている。今日も区役所の1階ロビーでは、昨年度、助成金を受けた事業の報告ポスター展が行われていた。