昨日乗ったバスは観光客でぎゅう詰め | がいちのぶろぐ

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朝から午後しばらくまで、どんよりと暗く雨空が続いていた。夕方に差し掛かってから、どうにか晴れ空が戻って来た。だから結局、今日は家で過ごすことになった。

 

この所、出掛けている日が多かったために、身体というか、足にはそれなりに疲れがたまってきている。いわゆる、足が〝ダル重い〟という状況になっている。

 

むしろ今日が雨空だったことで、足や身体が休憩できたように思える。このように、高齢になればなんにせよ無理は禁物である。何ごとも、自分の身体とよくご相談の上、となる。

 

それにしても、昨日、京都国立博物館に「親鸞」展を見に出掛けた際、帰りのバスの混みようは半端じゃなく凄かった。コロナ禍がどこかに行って、観光客が大挙してやって来た。

 

京都市内をご存じの方には、すぐに分かってもらえると思うが、博物館は有名な三十三間堂と、七条通をはさんで向かい合っている。しかもJR京都駅から遠くない。

 

そのJR京都駅が始発のバスは、「博物館・三十三間堂前」バス停を通って、清水寺に行く「五条坂」「清水道」バス停方面に向かって行く。当然だが、多くの観光客が利用する。

 

清水寺へ行く観光客が、京都駅から乗っているところに、三十三間堂を見終えた観光客が次は清水寺へ行こうとバスに乗る。だから、混んでいるバスがさらに混み合う状態になる。

 

とにかくバスの車内は、ぎゅうぎゅう詰めというか、無理やりにでも体を押し込まないと、そのままバス停に置いて行かれる。これが、昨日の私の帰り道のバスの状況だった。

 

特に目立っているのは、欧米系の観光客が多いことである。3年余り以前のコロナ禍の前までは、中国からの観光客が大挙して京都に押し寄せて、公共交通も大混雑になっていた。

 

それがこのところは、欧米系の観光客の姿が圧倒的に目立っている。むしろアジアからの観光客の姿が、一時期ほど目立たない。来日していないわけではない、と思うのだが。

 

去年の秋ごろには韓国や台湾をはじめ、中国を除いたアジアからの観光客が多くなった印象があった。それがこの春から、パッと欧米系の旅行者に切り替わったような気がする。

 

私にはその原因など分からないけれど、とにかく桜の季節が始まった3月下旬から、早くもTシャツ姿といった軽装の人もいて、とにかく欧米系の人が圧倒的に多い。

 

ただ、学校の春休みも終わったこの頃も、京都を着物姿で観光している若い女性は、やはりアジアからの観光客ではないかと思う。もちろん、日本女性も少なくはないだろうけれど。

 

そんな状況で、このところ京都の町は、欧米系の観光客が増えた結果、ホテルの予約が取り難くなっている、という新聞記事を目にしたこともある。

 

いよいよポスト・コロナで、観光需要が回復して行くのだろうか。