北野天満宮の「梅花祭」は大変な人出 | がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

月25日。北野天満宮では「梅花祭」が行われている日。朝から行こうとしたら、我が家の近くの「出町柳駅前」バス停には、すでにバスを待つ大勢の人。

 

北野天満宮へ行くバスは、来た時点で座席が埋まって、そこからはバス停ごとにドッと人が乗り込んでくる。いや、乗れずに諦める人の列があるバス停も。これは何やら嫌な予感が。

 

 

 

「北野天満宮前」バス停までは、いつもなら15分ほど。それが今日は25分あまりも掛かった。バス停で降りた途端に、とにかくどちらを見ても人、人、人。

 

今日25日は〝天神さんの日〟だから、天満宮の参道はずらっと露店が並んでいる。陶器、古着の着物などに、食べ物の露店、輪投げやスーパーボールすくいなども。

 

 

 

〝人をかき分けて〟というのは、通常ならいささかオーバーな表現になるが、今日は、かき分けるとは言わないまでも、〝押しのける〟程度に強気で歩かないと前に進まない。

 

楼門の手前の「梅苑」の入口はすでに混雑の極みで、何やら少し殺気立っていたりする。しかも今年から入苑料が上がって1,200円也。やはり物価上昇のせいかしら?

 

 

 

その先の文道会館で、上七軒の芸妓・舞妓さんが抹茶を振舞ってくれる野点の席は、なんと楼門を越えて絵馬堂の前まで70m以上も行列が並んでいて、あきれてしまった。

 

 

 

また神楽殿では、お祓いを受ける人の前で巫女さんが剣を持って舞っていたが、この光景を写真に写そうと、大勢の方がカメラを構えていた。私もその中の一人ということに。

 

 

 

神楽殿の周囲では、紅白の梅が綺麗に咲き始めていた。梅苑以外にも、境内にはあちこちに梅の古木があるけれど、咲いている梅の木の前は、必ず何組もが撮影待ちという状態。

 

 

 

三光門をくぐって本殿に近付くと、こちらも参拝客で大混雑。しばらく並んで、ようやくお参りができた。ここから八棟(権現)造りの本殿の周りをぐるりと一周。

 

 

 

梅があれば人が撮影しているし、小さなお社があれば人がお参りしている。とにかく人が多い。東門の内側には「長五郎餅」が店を出している。2個入り400円也を買い求めた。

 

 

 

 

東門から出て上七軒の通りへ。こちらにも露店がいっぱい。陶器に食べ物、古着と店舗のパターンは表参道と変わらない。店にたかっている人の多さも負けていない。

 

 

 

上七軒をブラブラと歩いて行くと、どの店の前にも「北野をどり」のポスター。その上に、明日、南座で行われる五花街の「早春夢舞台」のポスターまでも。

 

 

 

 

どうにか人が空いてきたと思ったら、もう上七軒の通りが尽きるところ。「上七軒」バス停に行けば、こちらもバスを待つ人の長い列が。しかも、来たバスは満員でとても乗れない。

 

2、3台見送ってから、来たバスにどうにか乗れたけれど、とにかく週末と「梅花祭」が重なった北野天満宮の周辺は、とにかく人出が凄かった。

 

混むのが見えているのに、こんな日に何も無理をして来るんじゃなかった、というのが本音かも。