今日は『大寒』。一年で一番寒くなる時期。たしかに、先週などは春を思わせる気温だったが、この数日は気温も下がって来て、今朝は久しぶりに布団から出るのが嫌だった。
さて、この前の日曜15日に、私たち「やさしい日本語」を広める団体は、ようやくワークショップを開催することができたが、そこで多くの反省点も見つかった。
だから、今日の定例ミーティングではそうした反省点を踏まえて、説明用スライドの修正と、説明する内容の見直しを行った。
もちろん基本的なスタンスや、話すべき中味はそれほど変える必要はない。だが、参加者からスライドの文字が小さいとか、説明が少しわかり難くかったといった指摘もなされた。
だから、きわめて細部にわたる修正だけど、やはり参加者ファーストの立場から、見直すべきスライドは見直し、修正するほどでなくても説明を工夫するところなどもチェックした。
こうしたスライドでも、最初は担当者が叩き台を作って、それを1ページずつみんながチェックし、そこで述べるべき内容もノートとして書き込んで行った。
こんな作業を続けた結果、ようやく出来上がったスライドでも、実際にワークショップで使用してみると、やはりあちこちに〝こうした方が良い〟ということが現れて来る。
そういうことだからこそ、〝実践の大事さ〟が良くわかる。ということで、今日は半分余りの見直しをすることができた。残り半分は、来週月曜日の定例ミーティングで、となった。
次回のワークショップは、29日の日曜9時半から11時半までを予定している。実践的には、この時間を2時間半は欲しいが、会場の制約などもあるので仕方がない。
このワークショップでは、保育・幼児教育関係の職場で、定住外国人の保護者と接する機会のある先生方に向けて、実践的なコミュニケーション方法を提案している。
対象とする人たちを、ここまで絞り込んで行うワークショップは、他にあまり聞いたことがない。それだけに、これから来年度にも利用していただけたら、と思っている。
私たちの活動は財政的な限界がすぐに訪れるので、参加費無料での開催は、今年度は行政の支援が得られる2回だけの開催に止まっている。それも、残念なことだと思っているが。
もしもこの先、自分たちの組織での研修として、このワークショップを利用していただけるなら、私たちはホントに実費程度でお受けしている。
この先、コロナ禍が落ち着いて、先生方のため自前の研修を行うということであれば、いつでも連絡をいただけば、スケジュールを合わせることは可能なので連絡をほしい。
私たちのワークショップで、実践的に身に着けられるコミュニケーションの方法は、どこでも手に入れられる知識だとか、どこかで行っているような内容、ということではない。
その基本的なスタンスには、私たちも自信をもっている。興味を持たれたら、29日に京都市上京区総合庁舎で行うワークショップを、試しに覗いてみてほしい。