朝カフェがオールナイト・カフェになって | がいちのぶろぐ

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今日は『冬至』、一年で一番夜が長い日。そして、『冬至の柚子湯』の日。だから、今日の我が家はお風呂に「柚子の香りの入浴剤」が放り込まれている。

 

〝だから何?〟と聞かれても困るけれど、世の中にはそういう行事もあるということで。それにしても〝ほのか〟に香る柚子の香りって、良いものだと思う。

 

ところで今朝は、京都市上京区の集い「朝カフェ」が行われた。そうなんだけど、今回は朝カフェが始まって7年余りで初の試みとして、〝オールナイト・カフェ〟になった。

 

 

 

昨夜8時から「ナイト・カフェ」がスタートして、通常のような〝平日の午前中の開催では来られない〟という人を中心に、忘年会風のカフェがスタートしたらしい。

 

そして、そのまま泊まり込みたいという人は、会場内で徹夜なり仮眠もOKというやり方になった。もちろん、従来通り「朝カフェ」のみ参加ということも〝あり〟で。

 

 

 

ということで後期高齢者の私は、当然ながら〝オールナイト〟はもちろんのこと、〝夜カフェ〟もご遠慮して、いつも通りの「朝カフェ」だけに参加した。

 

その朝カフェの場でびっくりしたのだが、〝夜カフェだけ〟に顔を出した人の数が、私が思っていたのとは大違いで、随分とたくさんおられたのだ。

 

いつもの「朝カフェ」では、知らせたいこと・相談したいことなど、一人一人がフォーマットに書き込んで、みんなの前で発表するのだが、夜の間に発表された枚数が多かった。

 

 

 

会場の壁には、いつもながらの発表フォームの用紙が張り出されていたけれど、なんと「朝カフェ」で発表した人の用紙の数よりも、夜に書き込まれた用紙の枚数が上回っていた。

 

しかも進行役の方は夜通しだったから、「朝カフェ」の段階では疲労していたと思うけれど、頑張って進行役を勤めておられた。本人が〝言い出しっぺ〟だけど、ご苦労様と言いたい。

 

 

 

ということで、朝カフェの参加者は20人余りと、いつもより少しだけ少な目だったのは、夜カフェに参加した常連の分だろうか。それにしても、トータルでは50人ほどになる。

 

今回は年末ぎりぎりの開催になったけれど、それでもこのように町と人に関わる何らかの情報を持ち寄る人が、これほどもおられるというのは心強い限りだと思う。

 

この場に集まって来る人たちは、それぞれが何らかの形で町と関わり、人と集まる機会を作ろうとしている人たちだ。だけど、こんな町はそんなにあちこちあるとも思えない。

 

 

 

もちろんメンバーの顔触れが徐々に固定化しつつあることや、高齢男性と様々な年齢層の女性の方の集まりという、平日開催のための止むを得ない偏りがあることも事実だ。

 

 

 

それでも、こうして集まっていれば、毎回必ず〝初めまして〟の方や、〝○年ぶりです〟の方も来られる。このささやかな変化が、また新しい活力を作り出してゆくと思う。

 

そんなことで私は今朝も、保育・幼児教育施設で働く方に「やさしい日本語」を広めるための、1月に開催するワークショップの宣伝を行っていた。