サッカーも大変だったけど、私も | がいちのぶろぐ

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世間は朝からざわついていたし、私も個人的にいろんなことがあったし、今日はそう簡単には落ち着ける気分になりそうにない。そんな一日だった。

 

私は先月に入院して、食道にできた初期の腫瘍の内視鏡手術を受けた。そこで今日は、傷口の回復過程で食道が狭くなっていないか、回復度合いのチェックを受けに行った。

 

 

 

そもそも、昨夜(今日未明?)はワールドカップの中継を見たかったけれど、今朝の予定を考えると、さすがに試合終了まで見ると睡眠時間が短くなるから困ると思った。

 

それで昨夜は、前半だけ見れば試合の流れは大筋で想像できるから、前半だけ見て寝ようという、実に中途半端な日和見気分でテレビの前にいた。なので、1時過ぎには寝た。

 

前半が終わった時点では、ご存じの通り日本が1点リードしていたのだが、夜中に目が覚めてスマホを見たら「延長に突入」という文字が出ていた。追い着かれたのか。

 

 

(今日の夕刊はエライことになっている)

 

再び眠りについて、朝6時半に〝起きなければ〟と思いつつスマホを見たら、『PK戦で敗退』という号外記事が表示されていた。あら、負けちゃった。最初はそんな感じだった。

 

その後は、起き出してテレビを点けると、もう大変な騒ぎになっていた。〝負けて残念〟をはるかに通り越して、『それでもよくやった』『感動をありがとう』色に染まっていた。

 

私もそう思う。大会前には、とてもではないがこんな面子が揃った予選グループでは、まず間違いなくグループリーグを突破できないだろうと思っていた。

 

それがなんと言うか、ベスト8がすぐそこに見えるところまで、侍ブルーは頑張ってくれた。この結果だから、胸を張って堂々と日本へ戻って来てほしい。

 

いや大半のメンバーは、我が家のあるヨーロッパの国々へ帰って行くのかな。26人の登録メンバーのうち、Jリーガーは7人だけらしい。他は全部、ヨーロッパのリーグ所属だ。

 

いずれにしても、今日はこの話題だけで一日が過ぎて行ったように思える。しかし私は京大病院へ行き、内視鏡検査によって手術部分の回復具合をチェックしてもらっていた。

 

 

 

週間前にもチェックしてもらったが、その後の担当医との面談で、食道の狭窄は起きていないと言ってもらえた。今日もその時と同様に、割とすんなりとチェックが終わった。

 

だから来週の面談でも、〝結果は順調〟と言ってもらえそうだ。そうあって欲しい。何しろ11月上旬の入院・手術から数えれば、今日まで合計で5回の内視鏡検査だと思う。

 

ホントに、内視鏡検査にもすっかり慣れてしまった。実はこの後、さらに今月下旬にも、今度はCT撮影と内視鏡検査が予定されている。

 

こちらは、3カ月ごとの定期検査という位置付け。この定期検査で小さな腫瘍が見つかったから、その再検査→入院手術と来て、現在は回復具合のチェックが行われている。

 

これからもこの感じで、ズーっと各種の検査をしつつ、がんの再発や転移が起きていないかを見て行ってもらえる。これ自体はとても有難いことだけれど、すごいとも思ってしまう。

 

私は、検査そのものがデータになっているのだ。治療というか、外科的手術以外では根治が難しいと言われるがんの一つである食道がんで、外科的方法以外での治療事例なのだ。

 

たまたま早期発見だったので、ただちに外科的な手術に踏み切るのではなく、放射線治療と抗がん剤治療の併用でどこまで行けるかのケースなのだ。

 

だから、この後も再発するようであれば、徐々に治療方法を外科的な手法へと変化させて行きつつ、生活の質を急激に落とさずにどこまで持たせられるか、を見られている。

 

お蔭さまで私は全く普通の日常生活を送りながら、こうして検査と向き合う状況が続いている。それにしても、これほど有難いことはない。

 

 

 

だから、今日は京都・観光文化検定のお勉強は〝おあずけ〟の日になった。こちらは、残されている時間はあと4日だ。