お花見シーズンが開幕 | がいちのぶろぐ

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いよいよお花見シーズンに突入。SNSでも桜の写真が満開状態。あちこちで桜が咲き誇っている様子を捉えた写真が、たくさんアップロードされている。

 

ならば私も今日は、ご近所へ「お花見」と洒落こんだので、その様子をひたすら貼り付けて行きたいと思う。

 

 

まずは、我が家から加茂大橋を西岸へ渡ったところにある、鴨川河川公園の枝垂れ桜と、その周囲の桜たち。

 

 

 

 

 

 

さらに、加茂大橋と北側(鴨川の上流側)に当たる出町橋の間の河川公園の桜たち。この辺りの桜は老大木が多く、〝咲きっぷり〟にも貫禄と余裕がうかがえる(笑)

 

 

 

このすぐ横には、花の〝種・苗〟のお店として有名な出町タネゲンさんがあり、この一帯は俗に「鴨川デルタ」と言われている場所。

 

さらに、出町枡形商店街を横目に見ながら、河原町通りを北へ。新葵橋方向には行かずに、細い道をさらに北へたどって、寺町通へ向かうと取っ掛かりにあるのが「本満寺」。

 

 

 

 

このお寺の枝垂れ桜は、円山公園の有名な枝垂れ桜と姉妹桜だそう。知らんけど。とにかく豪華なもの。今日は、見物の方も大勢で、もはや隠れた名所ではなくなってしまった。

 

 

 

さらに境内にある何本もの桜の老木も、花をいっぱいに身にまとっている。こちらも見事な眺め。山門の前には、「洛陽十二支妙見巡り」の「丑」に当たる妙見堂もある。

 

 

 

 

 

 

 

自転車で出掛けていたから、この桜見物だけでは時間もまだ余っていたので、少しだけ足を伸ばして、「本満寺」の西にある「相国寺」の境内へ。

 

ただいま「相国寺」では春の特別拝観中だが、〝それはまた〟のこととして、今日は「宗旦稲荷」のお社へお参りに。

 

 

 

昔、この相国寺にいた狐は、「千利休」の孫にあたる「千宗旦」に化けて、和尚と碁を打ったり、雲水に紛れて座禅を組んだりしていたそうだ。〝んな、バカな〟と言わないように。

 

 

 

 

ある時は「千宗旦」に成りすまして、相国寺の塔頭の茶室開きで、お点前を披露していたという。これを見た「千宗旦」が、見事だと感心したのだそうだ。んな、バカな。

 

 

 

だからその狐がここに祀られて、今も参詣する人があるというお話。ほのぼのとした、良い話だと思う。