若い知人が楽しいイベントをやっていたので | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
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〝クリスマス〟と言われても、何がどうということもない。昨夜の食事は、鶏のつくねの鍋物だった。一応、鶏料理ではあるけれど、超和風の食事だしなぁ。

 

 

 

今日は晴天だったけれど、しょっちゅうサーっと黒い雲が広がって、通り雨というか北山時雨が降るという、典型的な〝京都の冬空〟という感じだった。

 

そんな中で、若い知人が関わっている少し変わったイベントが、京都市内の北部にある「大宮交通公園」という、わりと広い公園で開催されていたので行ってみた。

 

 

 

「サーキュラー・クリスマス」と名付けて、「地球や子どもたちの未来のために、わたしたちが毎日の生活の中で出来ることとはなんでしょうか」というテーマで開催されていた。

 

つまり、生態系の中での循環を意識し、「わたしたちが持っているもの、時間、知識や経験」を交換しあい、「次の命に繋げる(中略)すべての生き物の誕生日会」にしようという。

 

 

 

そのため、近郊農家の「ファーマーズマーケット」や、オーガニックな野菜を用いた「サーキュラーキッチン」、子どもたちが参加できる「ワークショップ」なども行われていた。

 

 

 

わたしにはあまり関係なさそうだが、〝クリスマス・リース作り〟やヨガのレッスン、子どもたちのための〝絵本の読み聞かせ〟といった、様々なアクティビティも用意されていた。

 

 

 

ただし、私は家人の〝安くて、良い野菜があれば買うべし〟という号令の下、「ファーマーズマーケット」を覗くのが主な目的だったけれど。

 

ということだったが、家人の意見では、近郊農家のいわゆる〝マルシェ〟と言えども、野菜類を今日買い込んだのでは、お正月用には少し早いということだった。

 

そんなこんなで、今日はとりあえず丸大根の〝聖護院大根〟1個200円也をゲットした。いわゆる京野菜で、甘味があって煮崩れがしにくいので煮物に向いている。

 

 

 

家人は、これを豚バラ大根にするというアイデアを話していた。ぶり大根や風呂吹き大根なども考えられるが、薄切りの豚バラと炊き合わせると私好みの味になるので。

 

私の好物という意味では、これを〝おでん種〟にするのも良いかも知れない。それにしても、オーガニック・キッチンやフリマ風のお店では、外国人の姿が目立っていた。

 

やはりオーガニックや植物由来の食べ物、ヴィーガン料理などといった考え方に共鳴する人が多いのかしらと思う。

 

それに公園内のあちこちでは、遊具や貸自転車などで遊ぶ子どもたちも多く、イベントとしてはけっこうな賑わいになっていた。

 

 

 

知人は、この公園の指定管理者として働いていて、生態系観察のイベントや、今日のようなオープンイベントを他の団体と共催して、公園を積極的に活用しようとしている。

 

こんな取り組みがこれからも、いろんな形で開催できるようになればいいなと思う。コロナ禍だけど、開催できてホントに良かったね、T君。