日帰りバスツアーで蟹を堪能しに行った | がいちのぶろぐ

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昨日宣言しておいたように、今日は朝から日帰りバスツアー。伊根湾の舟屋と天橋立まで。メインは昼ご飯の〝蟹〟。ということで、帰宅して一息ついて書き始めている。

 

 

 

京都府は、北部の丹後地域・中央部の丹波地域と京都市内を結んで、京都縦貫道という高速道路が走っている。これを利用すれば、京都市内から天橋立までおよそ2時間で行ける。

 

 

 

ということで、朝の8時半過ぎにJR京都駅前を出発し、10時半ごろに天橋立を通過してそのまま伊根湾へ直行。11時発の伊根湾内巡りの遊覧船に乗船。

 

 

 

30分余りの湾内巡りで、伊根の〝舟屋〟が立ち並ぶ光景を、海側からたっぷりと見ることができた。しかも、その間じゅうずっと、カモメとトンビがお供をしてくれるというオマケまで着いていた。

 

 

 

 

手を伸ばせば届きそうなところを、餌をおねだりするカモメが飛び交っている。さらにそれを奪い取ろうと、トンビがビューッと急降下してくる。

 

 

 

 

そんな楽しい船での伊根湾巡り。今まで伊根に来たときは、舟屋に立ち寄ることはあっても、海から眺めるということはなかっただけに、それもまた新鮮な感じがした。

 

伊根湾から、再び天橋立へ舞い戻り、「知恵の文殊」として有名な「智恩寺」を通り抜けて、リフトで「天橋立ビューランド」へ上がる。

 

 

 

以前に何度も天橋立に来たけれど、高くから天橋立を眺めるポイントは、日本三景の長い松林が続く北側の「傘松公園」という、小高い山にあるポイントからだと思い込んでいた。

 

それが天橋立の南側に当たる、文殊さんのすぐ上の山にも、眺望できる施設があった。これは知らなかった。リフトかモノレールで、眺望ポイントの山の上に行けるという。

 

 

 

リフトを選択して7分ばかりで、ちょっとした遊園地にもなっている「天橋立ビューランド」に着いた。なるほど、こちらからも天橋立を綺麗に見ることができる。

 

まあ、〝股のぞき〟用のベンチも作られていたけれど、さすがにそれは要らないということで、普通に見物して、下りはモノレールに乗ってみた。早い話が〝線路が1本〟のケーブルカーだけど。

 

 

 

1時20分になって、やっと「知恵の文殊」さんのすぐ目の前の団体食堂で昼ご飯になった。〝待ってました〟とばかり一人に1杯ずつ蟹が付いていた。

 

 

 

蟹を食べるとき、人は無口になる。誰もが無口のまま、黙々と蟹の足から身を穿り出す。こんな時期だから、「黙食でお願い」と書いてあったけれど、〝ハイ、実行してますよ〟となる。

 

 

 

食後の自由時間には、お土産を買いつつ「知恵の文殊 智恩寺」へお参りをして、基本的な今日のコースは終了した。後は元来た道をひたすら戻るだけということになる。

 

 

 

 

 

このツアーは、京都府が〝観光・旅行関連産業〟を支援するという名目で、旅行費用に1人5千円の補助が出るし、今日中に使うという条件付きで2千円の買い物クーポン券も付いていた。

 

 

 

 

だから、1万5千円の旅行代金が1万円になって、さらに2千円のお土産付き、というシステムになっている。

 

きわめて〝お得感有りアリ〟のツアーだけに、今日も最少催行人員25人と言いながら、バス2台が満席という参加状況だった。もちろん平日だから、参加者は高齢者がほとんどだったけど。

 

 

 

旅行というほどではないけれど、それにしても日帰りのバスツアーなど、もう随分長く経験していなかった。

 

一日ほとんどバスの中にいたという感じだったけれど、それでもスマホの万歩計では8500歩ほど歩いた、という計測になっていた。

 

疲れた感じもしないから、まずは良いツアーだったということだろう。帰りはJR京都駅で解散だったので、ついでに京都駅の大階段の電飾を見物に寄ったが、クリスマス仕様ではなかった。

 

 

 

今年はそんな気分ではないのかな。それともまだ少し早かったのかな。