永観堂の外回りをぐるっと回っただけの… | がいちのぶろぐ

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今日の午前中、ちょっと別の目的があって「哲学の道」の辺りまで出かけていた。その帰り道に、〝ここまで来ているからちょっと〟という感じで、永観堂に回ってみた。

 

 

 

永観堂禅林寺。紅葉の有名スポットとしては「東福寺通天橋」「嵐山渡月橋」と並んで、京都の3大人気スポットと言っても良いいだろう。

 

 

 

だから今日も名残りの紅葉を求める人で、永観堂の近くに来ただけで人出が多いことがはっきりわかった。何しろ周囲の道路のすべての四つ角に、複数の警備員が立っていた。

 

 

 

これだけでも、ざっくりと見て20人くらいは雇っているのではないかしら。そうしないことには、自動車と歩く人が接触する可能性があるとみているのだろう。

 

 

 

ということで、私は拝観料を払って中に入ることなどは、もちろんこれっぽっちも考えずに、それでもお寺の周りの無料区域をグルっと回ってみた。

 

 

 

これだけでも十分に美しい紅葉が見られるのが、このお寺の良いところ。門の中に入って、山の中腹まで上がり〝紅葉の海〟を見るまでもない。

 

それでも、庭の池の水面に映える紅葉くらいは十分に見物できる。というような〝いい加減な〟紅葉見物付きで、ちょっとお出かけをしてきたという日になった。

 

 

 

明日こそは、本当にこの紅葉シーズンの〝最後の休日〟となるだろう。京都へ紅葉見物に出かける予定の方は、寒さ対策とともに折り畳み傘のご用意をお忘れなく。

 

この時期の京都は、丹波山地を越えてやってくる雨雲がもたらす、〝北山時雨〟と出会う可能性がある。

 

だから今日も、空の一部に青空が見えてはいたけれど、やはり鉛色の雲が空の多くの範囲を占めていた。これが、京都での冬到来の証だろうと思う。