パワフルに活動されている方と出会った | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

7月も今日で終わり。当たり前だが、明日からは8月。

 

ところで昨夜は、オンライン・ミーティングでとても面白い方と出会い、長時間にわたって、楽しいお話を聞かせてもらうことができた。

 

大分県佐伯市という、いわば小さなローカル都市に住んでおられる女性の方だった。その方は、大分県で〝多文化共生〟と関わる活動を行っておられる。

 

もちろん、その活動の一環として「やさしい日本語」という考え方を重視し、「やさしい日本語」を広めるための活動も、積極的に展開しておられる。

 

 

 

だから私が関わっている「やさしい日本語」を広めるNPO団体とは、一緒に進む仲間と言っても良いだろう。しかもこの方は、ホントに活発に活動をしておられる。

 

何よりもまず、人の懐に飛び込んで行き、屈託なく人と交わるという能力が高くて、いつの間にか、周囲の人を新しい段階にまで連れて行くエネルギーを持っておられる。

 

だから現在のコロナ禍の中で、どのような活動をしておられるか尋ねた時も、ある意味では、コロナ以前とまったく変わらないくらいの活動を行っているような勢いだった。

 

この方の話を聞いていると、私たちがコロナ禍で活動が委縮しがちになっているのは、私たちが、あえてコロナを「やらない理由」にしているのではないかとさえ思わされる。

 

それくらいに、現在の状況でも実施可能なこと、できる方法を探し求めて、それらと前向きに取り組んでおられた。もちろん、決して無理なことはしておられない。

 

現在も、大分県内で「やさしい日本語」を広めようとする人を、なるだけ増やして行こうという取り組みをされているが、方法としてはオンラインも上手く活用されている。

 

直接に人と人が出会いにくい状況であっても、オンラインでつながれる人とはそうすれば良いし、小さなワークショップをリアルに開催できるなら、それにチャレンジすればいい。

 

この小気味良い発想と、誰にもぶつかって行くバイタリティを武器に、9月からは「やさしい日本語」を広める人を〝育てる〟場として、連続講座を開催するという。

 

それも大分県庁と組んで実施する。そのためにまずは、県庁としてそうした活動が必要だという方向に仕向けて行った、ということだった。その発想自体がすでに面白かった。

 

話を聞いていると、県庁の方々が彼女に引き摺られるというか、目一杯に引っ張られて、その後をフウフウ言いながら追いすがっているような、そんな気さえしてきた。

 

いやもう、昨夜のオンラインでのミーティングは、〝楽しい〟の一言に尽きた。だから2時間も話をしていたのに、私にはあっという間の2時間に感じられた。

 

さてこうしてこの女性から受け取ったパワーを、今度は私たちが、自分たちの活動にどのように生かしてゆくか。そこをこれから、きちんと考えて行かないといけない。