家具に続いて家電にガタが来て | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
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昨夜から急に、我が家のダイニングにあるエアコンが、時おりゴゴゴッという奇妙な音を立てるようになった。考えてみれば、使い始めてからもう20年では済まないだろう。

 

〝これは、いくらなんでも寿命だよね〟という結論になり、そうならばさっそく買い換えないと、ということになった。何しろ、途切れることなく暑い日が続いているのだから。

 

ならば明日の午前中に、新たに四条河原町に開店したEDIONに行こう、ということになった。今までこのビルには〝丸井〟が入店していたのだが、最近撤退した。

 

そこにEDIONが出店すると決まっていたけれど、コロナ禍で先行き不透明とあって、しばらくは開店が延ばされていた。しかし、先月くらいには何とか開店した。

 

EDIONはこれまでも、京都市内には何店舗か開店していたけれど、何しろ京都市内のど真ん中になる四条河原町交差点の角っこにあるビルへの出店だ。

 

 

(四条河原町交差点、手前がEDIONの入ったビル)

 

それだけに、賃貸料金だってきっと半端な金額じゃないだろう。そこを思い切って開店に踏み切ったのだ。さてどうなのだろう、成算はあるのだろうか。

 

テレビCMにはタレントの本田望結さんとお笑いの徳井義美さん、最近は本田さんの妹の本田紗来ちゃんという、全員が京都出身のタレントを起用しているくらいだ。

 

だから京都で頑張らないと、という気になったのかしら。まさかそれだけで、これほどの経営的な冒険をするとも思えないが。まあ、そこは私に関わりがある訳ではない。

 

それよりも昨夜は、家人がEDIONのアプリをスマホに入れようと言い出した。ひょっとすると、買う時に割引か何か、役に立つかもしれないからと言う。

 

それでとにかく、パソコンでEDIONのホームページを呼び出して、そこからQRコードでスマホにアプリを落とし込み、個人情報を登録して何とか使用可能にした。

 

今朝は10時前に家を出て、到着したのは開店早々だったけれど、店内はガラーンとしていた。まあそうだろう。今年はこんな状態だから、ボーナス商戦でもなかっただろう。

 

このビルは、最初のテナントとして阪急百貨店が長らく入店していた。だが、阪急が撤退してからは丸井が入った。これは、それほど長い期間ではなかった。

 

お向かいには老舗の高島屋京都店があり、このビルの売場面積がそれほど大きくないから、百貨店としては中途半端なイメージがある。それで丸井も撤退につながったと思う。

 

さらに京都の家電量販店ということになれば、JR京都駅前にヨドバシカメラとビックカメラがそれぞれ大型店舗を構えている。

 

その一方で、昔から家電の街だった寺町通りは、もはや家電製品の大型店やチェーン店はなくなってしまった。むしろ、大型ショッピングモールの中に出店していることも多い。

 

このような状況で、京都で最も繁華な場所に家電量販店があえて進出したのは、ある意味で驚きの目で見られていると思う。それにしても、店内のガラ空きは半端ではなかった。

 

まあ我が家としては、遠いJR京都駅前まで行くよりは、四条河原町の方が時間が半分で済むから有難いのだけれど。

 

ということで、問題のエアコンは昨年度モデルでも、性能その他は十分だということで、今年度モデルよりは3割近く安い価格になるので、それを購入することにした。

 

さらに取り換え工事は、明日の午前中でもスケジュールが大丈夫ということだった。だから、明日の午後にはもう新たに購入したエアコンが稼働することになる。

 

それで良いのだ。私たちの年齢から考えれば、私たちよりずっと長生きしてくれそうなエアコンさんだったら、それで十分ではないか。

 

先週は、ダイニングのテーブルが崩壊したから、急きょ買い替えにニトリへ出掛けた。今回はエアコンである。

 

年齢とともに、使っているこちらの身体に〝ガタ〟が来るように、我が家に長くいてくれた家電くんも家具さんも、そろそろあちこちに〝ガタ〟が来はじめたようだ。

 

あまり無理をしないで、ソロリと静かにリタイアしてもらう時期に、徐々に差し掛かってきたようだ。「ご苦労さんだったね」という労いの言葉を掛けてあげないと。