今週は、ほぼ毎日がミーティングの週に | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

午後3時ごろに、ザーッと驟雨が通って行った。昨日の夕方には、今日東北に上陸した台風に影響されたと思われる、真っ黒な雲に覆われる時間帯もあった。

 

今日は、さらに通り雨があった。今までも〝梅雨明け十日〟と言い慣わされてきた。梅雨が明けた後10日ほどは、太陽の強い照り込みとともに安定した晴れの日が続く。

 

昨日あたりは、梅雨明けからちょうど10日ほどが経過した時期に当たっていた。だから、天候も安定した晴れ空から、徐々に崩れやすい状態になってきたということだろう。

 

京都市では連日続いていた35℃を超える猛暑日も、今日の通り雨などで一段落したとは思う。けれども週末から来週にかけては、再び、連日猛暑日になりそうな予報になっている。

 

私は昨日の午後、上賀茂神社の近くまで出掛けていた。私たちのNPO団体の活動に興味を持っていただいた、私と同世代の女性の方と団体のメンバー数人が会うためだった。

 

その女性の方はご主人とは死別され、娘さんはドイツ人の方と結婚されてドイツに住んでおられるという。息子さんご家族は、東京方面に住んでおられるそうだ。

 

そんなことで独り暮らしのかたわら、日本語教師の資格にもチャレンジをされたが、コロナ禍で日本語学校が立ち行かなくなり、そちらの仕事は宙ぶらりんになっているそうだ。

 

それで現在は、介護の仕事のお手伝いをしながら暮らしておられるが、その介護施設で実習生として働いているベトナム人の若い女性と親しくしているそうだ。

 

このように、日本という枠組みとあっさりと離れてしまえる感性を持っておられるということも、私と同世代という年齢を考えれば素晴らしいことだと思う。

 

さらにドイツ在住のお孫さんの女性は、コロナ禍の前に高校を卒業し、1年間日本に来られて、北海道から沖縄の離島まで、あちこちで働きながら自分探しをしておられたそうだ。

 

その折りには、最初の3カ月ほどはそのお孫さんが京都のお婆さんのお家に来られて、一緒に暮らしていたのだそうだ。

 

また娘さんのお家へ訪ねて行くために、フランクフルトまで飛行機で行ったときには、エコノミー症候群になりかけたそうだ。

 

それでも、「このコロナ禍さえなければ、ドイツぐらいは12時間もあれば行けますから」と、ケロッとしたものだった。

 

何とも楽しいというか、あまりにもスケールのデカいお話を聞かせていただいた。いやいや、中々に楽しいお話しの連続だった。

 

実は私たちは、この女性と一緒に介護施設で働いているベトナム人の女性へインタビューをお願いしたい、と思ったのでお会いすることになったが、ご本人のお話が楽しかった。

 

今は、リアルな形でのワークショップがなかなか開催できないので、その間にこちらが持っている情報を分厚くしたいと、いろいろな方にインタビューをさせてもらっている。

 

こうして昨日も、ふとしたきっかけで知り合えた女性のご自宅近くの喫茶店で、2時間ほどインタビューというかおしゃべりをすることになったのだ。

 

 

 

お会いした喫茶店は、上賀茂神社の対岸側の、鴨川に沿った住宅街の一角のような場所にあり、私よりもご年配と見受けられるご夫婦が営むオシャレな感じのお店だった。

 

平日の午後だったけれど、入れ代わり立ち代わりお客が入って来られて、このような時期だけどなかなか繁盛している感じだった。

 

帰路には上賀茂神社前のバス停からバスに乗って帰宅したのだが、この上賀茂神社前のバス停が、昨秋から大改修をされたらしい。以前とは、ガラッと雰囲気が変わっていた。

 

 

 

その結果、今までのバス停の並びにあった〝焼き餅〟の葵家さんなど、何軒かの土産物店なども移転したりこれから閉鎖になるらしかった。

 

何よりも今までの〝一の鳥居〟よりもさらに〝前方〟に当たる場所に、いわば〝ゼロの鳥居〟までが立てられていた。これは何なのだろうか。

 

 

 

ということもあって、NPO団体は今朝も早くからオンラインで、1時間ほどのミーティングになった。金曜の夜にも、九州の方とオンラインでつないでミーティングがある。

 

今週は平日5日のうち4日間も、ミーティングで埋まっている。こういうことも珍しい。私は手術後の病み上がりの身なのだが、退院後1週間で完全復帰になっている。

 

それはそれで嬉しいことかも知れない。この歳で、さらにガンを抱えることになり、それでもこうして社会とつながることができている。何よりこのことに感謝しないと。