ダイニングテーブルが壊れたから | がいちのぶろぐ

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この間、ギシギシと随分悲鳴を上げていた我が家のダイニングテーブルが、私の入院中についに崩壊をしてしまった。家人が何かした拍子に、足の部分が崩れ落ちたらしい。

 

私は入院中だったから、家人が孤軍奮闘でとりあえず応急処置をして、何とかテーブルの状態にして使っているけれど、もはや長く使うことは無理である。

 

だから今日は朝から、京都市内にあるニトリの大型店舗まで、ダイニングテーブル・セットを買い求めに出掛けていた。我が家からかなり離れているけれど、市バス一本で行ける。

 

さすがにニトリだけのことはあって、家具のフロアの〝ダイニング・セット〟のところには、まずこれなら無難だろうというダイニング5点セットが10万円前後でズラリと並んでいる。

 

まさしく『お、値段以上。ニトリ』ということだろう。テーブルの大きさは、老夫婦の二人暮らしに〝必要十分な〟大きさ、という適当なサイズ感がある。まずはそれを選んだ。

 

 

 

次に椅子の座り心地は、家人が足に少ししびれ感があるので、家人の感覚であれこれと座ってみて、座り心地の良い椅子を探すことになった。これは何よりも大事な作業である。

 

いくつかの選択対象とした椅子の中から、結果的に二人が日常的に座る椅子2脚と、その椅子の肘掛部分を取り払ったような簡易タイプの椅子2脚を選んだ。

 

この5点セットを買うことにして、我が家まで運んで、その場で組み立ててもらい、さらにこれまで使っていた古いものを引き取ってもらって、合計で10万円ちょっとだった。

 

まずは、これなら価格的にも品質的にも納得ということになった。もちろん、リビング・ダイニングの雰囲気を考慮して、もっと豪華なものを買う人も大勢おられるだろう。

 

けれども、私たちがこの先30年間もそれらを使うのなら、きっと慎重に選んだかもしれないし、またもっと豪華なものを欲しくなったかもしれない。

 

今年で結婚50年になったが、初代のダイニングテーブルと椅子は、結婚に際して家人が持参したいわゆる〝婚礼家具〟だった。それを20年ほど使っただろうか。

 

今回崩壊してしまったテーブルと、それに一緒に使ってきた椅子のセットは、その婚礼家具のテーブルセットの後、ほぼ30年間も使ってきたものだった。

 

しかし今回は2人とも、豪華だったり長持ちしたりというようなものでなくて良い、という感覚だった。何しろ老い先短い2人の、残された年月を考慮しつつ購入するのだから。

 

10年も使えればそれで十分、という計算が成り立つ。むしろ仮に豪華なものを購入して、私たちの死後にそれを子どもたちが処分することを思えば、考え方は決まってくる。

 

ということで、来週早々にはこのダイニングテーブルと椅子のセットが届く。もう少し早く届けることもできるが、今週末は何か不思議な都合(!)で4連休になっている。

 

休日の配送と組み立ての作業は、それなりに費用が割り増しになる。そうなら、こちらも諸費用の安い方が良い。ということで、最短の配送が来週の月曜となった次第だ。

 

確かにこの間、テーブルを布巾で拭くときにガタガタとしていた。私も、それは気になっていた。だが、これほど急に崩壊するとは思っていなかった。何が起こるかわからない。

 

ということでニトリからの帰宅途中には、バスが京都の真ん中の繁華街を通るので、途中で下車して、高島屋の食堂街(言い方が古い!)で昼ご飯を食べてから帰宅した。

 

この2年間、私が回り持ちの町内会の役員を引き受けている間に、役員謝礼としていただいていた商品券を、ここぞとばかりに使うことにした。なかなか使う機会がなかったから。

 

こういう日が、有ってもいいだろう。