コロナ・ワクチン2回目の接種が完了 | がいちのぶろぐ

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さてちょっと報告をしておこうと思う。一昨日の金曜日に、第2回目のコロナ・ワクチン接種が無事終了した。

 

1回目の接種は今月初めだった。それから3週間後に、2回目の接種というスケジュールで、いわゆる〝かかりつけ〟の医院で接種を受けるというパターンだった。

 

 

 

そもそも京都市のクリニックや医院など、かかりつけのお医者さんでワクチン接種ができるという話が出て来たのは、5月半ばくらいのことだった。

 

その時には、我が家の周囲でも何軒かの医院などで接種が可能という情報が、京都市のホームページに掲載されていた。それですぐに電話をしたが、早い話が断られてしまった。

 

例えば、我が家から徒歩圏にある内科医院とは、電話でこんなやり取りがあった。

 

<私> 「お宅でも、ワクチンの接種は行ってもらえるのですか?」

<医院>「うちの診察券はお持ちですか?」

<私> 「いえ、以前にインフルエンザ・ワクチンを打っていただいたことはありますが」

<医院>「それだと、随分と後回しになります。1回目が8月以後ということも有り得るので、よそに聞いてみてください」

<私> 「そうですか、わかりました」

 

ざっと、こんな感じだった。〝かかりつけ〟ということは、毎月とか2カ月に1回とか、定期的に診察を受けたり、お薬を処方してもらったりするような関係を指している。

 

だからこれもダメ元で、10年近く毎月のように診察を受けていた、あるクリニックへ電話をかけてみた。まさに〝かかりつけ〟だが、家からは少し離れたところにある。

 

腎臓・泌尿器科が専門のクリニックで、私も歳が歳だから前立腺の治療でお世話になっていた。電話してみたら、「ハイ、接種できますよ」とあっさり受けてもらえた。

 

これはラッキーだけど、〝いつ頃に?〟と思ったら、5月末から6月初めに1回目が可能だという答えが返って来た。もう何も考える必要はなく、あっさりと接種予定が決まった。

 

こんな経緯で、今月初めに1回目を、そして3週間後の一昨日に2回目のワクチン接種をすることができた。

 

ご近所や親戚、友人・知人など、回りの同世代や年上の人たちから聞こえてくる話では、やはり接種できるクリニックなどがなかなか見つからない、という愚痴が多かった。

 

そうこうしているうちに、京都市でも市が運営する大規模接種のための会場なども発表されるようになり、ワクチン接種の予定が決まる高齢者が、急速に増えたように思う。

 

何はともかく結構なことだ。そんな中、ワクチン接種を強く否定する主張の知人もおられて、フェイスブックに、連日のようにワクチン接種に反対の理由を述べておられる。

 

ご自分がワクチンを接種しないと思うのは、個人の意思だから構わないけれど、社会的に地位のある方であり、理由が科学的に首をかしげたくなるのは、やや問題ありかなと思う。

 

まあそれは置いておくとして、接種に伴う副反応は2回目の方が強く現れたと、何人かの知人から聞いていたし、2回目の接種のときには、医師からもその可能性を告げられた。

 

1回目の際には、接種した夜に寝返りを打ったときに、注射した部分が身体の下になり、〝痛っ!〟ということで目が覚めた。まあ、私が感じた副反応はそれくらいだった。

 

そして接種を終えた一昨日の夜から、昨日の夜までの間は、上腕部の接種した部分の筋肉が何となく腫れぼったい気がして、シャツが擦れると少し痛みを感じることがあった。

 

発熱もなく、以上で副反応は終わりだった。小学校時代にツベルクリン反応が陰性になり、その後BCG注射をされた時の方が、今回よりも痛かったような気がする。

 

そういえば、もうほとんど消えて見えなくなってしまったけれど、私の世代は上腕部に疱瘡の予防接種の後が、丸く皮膚の変化として残っていた。

 

だから半袖を着る季節になれば、この傷痕(?)で隠しようもなく年齢がわかる、という笑い話もあった。私たちは、そんな世代でもあった。

 

また、孫たちが我が家に来た時に感染させるといけないから、インフルエンザ・ワクチンもほぼ毎年末に接種していた。つまり私の身体が、ワクチン慣れしていたのかもしれない。

 

ということで、接種直後のアレルギーもなく、その後の大きな副反応もなく、2週間後には抗体ができている可能性が高い。ただし、デルタ変異株に対抗できるかは不明だが。

 

これからコロナ・ワクチンの接種を受けられる方は、あまり考えすぎることなく、ましてやデマや誤情報に惑わされることなく、接種を受けられた方が無難だと思う。

 

今回のコロナ・ワクチンだろうと、私が何度も長時間の点滴を受けた抗ガン剤だろうと、身体に良い悪いではなく、そうすることが〝必要かどうか〟の問題である。

 

抗ガン剤が身体に悪いと言って拒否すれば、ガンで死ぬだけのことである。それでも構わないのなら、それも選択肢の一つである。すべて、決定権は自分にある。

 

今回のコロナ・ワクチンも、2回接種が完了したから、何もかもOKだとはまったく思わない。これまでと同じように、基本的には自粛生活になるだろう。そんなものだと思う。

 

とりあえず一番信用できないのは、現在、政府が行っているすべての施策や行為だから。