好天だけど外出自粛の日に | がいちのぶろぐ

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今日も朝から好天に恵まれた。だが基礎疾患のある高齢者が、3日続けて不要不急なのに外出するとなると、さすがにやや気が引けるように思える。

 

 

 

だから、今日はおとなしく家に引き籠っていることにした。私の場合は、引き籠っているだけでも、とりあえず買い溜めしたままになっている本を読むという〝作業〟がある。

 

それも昨年、京都検定の2級に合格できたので、できれば命のある間にこの検定の1級という難関を突破したいという、生きる上で希望となる目標を、自分の中で持つことにした。

 

 

何しろ1級の合格率たるや、高くても10%に届くかどうか、低ければ3%くらいという年もある。それなのに、10回もこの検定の1級に合格したという強者がお二人おられる。

 

また京都の観光ガイドや町歩きの案内を仕事としておられる若い方で、すでに6回ほど合格されている方もおられる。ということで、私もせめて1回だけでも合格したいと思った。

 

だからこの間、京都の歴史や人文地理、京都という町を舞台とした政治制度の変遷など、京都検定に役立ちそうな書籍を、手当たり次第に買い込んだ。それが溜まっている。

 

 

 

だからこうした書籍を精読し、その書籍に現れた京都市内や周辺の場所で、自分自身がまだ訪れたことが無い場所には、できる限り足を運んで、雰囲気を感じ取ろうと思っている。

 

とは言え、この町に生まれ育って70数年になるから、今まで一度も行ったことが無いという場所も、それほどあるわけではない。今までに、何らかの事情で出掛けている。

 

特に海外から知人が訪れた場合などは、やはり私が京都に住んでいるから、先方もそれなりに期待を持って声をかけてくれる。そのため、こちらも〝仕入れ〟が必要になる。

 

 

 

ということで、歴史や地理などの書籍を読んでみても、そこに現れる場所で、かつて行ったことが無いのは、自家用車がないとかなり行き難い場所が中心になってしまう。

 

バスや電車と、それなりの徒歩で行ける場所は、ほぼ行き尽してしまっている。過去にその場所まで行っても、中に入ったことがないという場合は非公開のスポットになる。

 

こればかりは仕方がないので、観光客の冬枯れ対策などとして行われてきた〝特別公開〟に期待するしかない。

 

 

 

ということで、今日のように好天で気温も散歩に〝頃合い〟という日でも、京都検定に役立ちそうな書籍の精読を行う日になることもある。

 

いや、そういう日だと自分に言い聞かせて、不要不急の外出を自粛することにしているのだろう。