第2次退院その⑥青空とワクチン接種と | がいちのぶろぐ

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さても暖かな日曜日になっている。コロナ禍さえなければ、春を思わせる陽気につられて多くの人が行楽地に足を運んだと、夕方のニュースできっと大きく報道されただろう。

 

 

 

そんな春を通り越したような気候であっても、コロナ禍はまだまだ遠慮なく襲い掛かっている。ただし日本のワクチン接種も、徐々に開始されてきた。

 

しかし様々なアンケート調査などの結果を見ても、〝ワクチン接種をしたくない〟と答える人の割合が、想像以上に多いように感じる。特に若い世代の拒否反応が強いように思う。

 

こうした拒否反応を示す人たちは、ワクチンなどと称して、外部からあえてウィルスを体内に侵入させることは、何があっても嫌だということなのだろうか。

 

我が家の老夫婦は、コロナではない従来型のインフルエンザ・ワクチンを、孫たちが正月にやって来ることがあれば、という判断から、昨年の秋にサッサと接種を済ませた。

 

 

 

「備えあれば憂いなし」などといえば、それこそ死語同然の表現だけれど、私たち世代はこうしたワクチンなどという〝西洋進歩史観〟に囚われてしまっているのだろうか。

 

若い世代は、これまでの予防接種などで、副反応によって様々な弊害が見られたことを踏まえて、こうした〝官製〟の予防手段への不信感が強くなっているのかもしれない。

 

それはそれで仕方がないことだろう、個人の価値観の問題だから。ただ、高齢者と接する機会が多い職種の方や、両親と同居している方などは、感染しないように注意してほしい。

 

ワクチン接種も嫌、他人に感染させるのも嫌。だけど自分は若いから、症状も酷くならないだろう。だからノビノビ遊びたくて積極的に外出する、というのでは話の筋が通らない。

 

私は「ワクチン警察」ではないけれど、感染防止に有効性が高いのであれば、多少の副反応よりも有効性の方を取りたいと思ってしまう。これも個人の価値観の問題だ。

 

陽気の良い日曜日なのに、なかなか出歩くこともままならないという状態だからこそ、こんなことを考えてしまう。さても〝にっくきコロナウィルスめ!〟ということだ。

 

私自身は、今日、朝から体調がかなり悪くなっている。朝ご飯の時も全く食欲がなかったし、昼もかろうじてミニカップのチキンラーメンだけ、という有り様だった。

 

動くことも億劫に感じるほどだが、さすがにそうとばかりは言っていられない。やらなければならない、「町内会」の年度末に向けた各種の報告作成などもあるのだが。

 

どうにも頭が回ってくれないから、今日は空の青さを見上げてばかりいる一日になってしまった。あと少しで放射線治療は終わるが、抗がん剤がかなり効いてきているのだろうか。