第2次退院その②今日から放射線の外来治療 | がいちのぶろぐ

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昨日、第2次の退院をして、今日からは、放射線治療の外来受付経由の治療が開始された。朝9時半から開始ということなので、6時半以後は絶食が要求される。

 

だから結局は、治療が終わって帰宅後の〝午前10時半ごろに朝食〟というスケジュールにならざるを得ない。それだけに、帰宅までの間に〝低血糖〟になる可能性が考えられる。

 

早い話、頭がふらついて軽い貧血のような状態になる。酷ければ、その場にしゃがみ込むか、ぶっ倒れてしまうかも知れない。そのあたり、注意して行動しないといけない。

 

今朝は、さすがにこうした酷い状態になるところまでは行かなかった。それでも、帰宅後しばらくは、〝のろのろ〟とした動きしかできなかった。

 

つまり今日の場合であれば、外出着から着替えている途中で、いったん腰を下ろして軽く休まざるを得なかった。

 

その後、朝食のロールパンとミルクたっぷりのコーヒーで、何とか低血糖の状態から体調が少し元へ戻った。これで〝やれやれ〟といったところだ。

 

それでも、全部で28回が予定されている放射線治療は、今日で23回が終了した。残すところあと5回である。今日は放射線治療後に、放射線担当医の方と短い面談もあった。

 

 

 

その時に担当医の方が話されていたのは、影響が酷い場合、放射線治療を中断して一休みをしないといけないけれど、私の場合は、幸いそこまでにはなっていないということだった。

 

たしかに、口の中が乾くとか、胸の一部分が苦しく感じるなど、細かいところでは影響が感じられる。何というか、口の中が何となくピリピリとした感じもしている。

 

放射線治療だから、正常な細胞にも影響が出るのは仕方がない。ただ、正常な細胞は再生する可能性が高い。だからトータルとして考えれば、死滅するがん細胞だけが減少することになる。

 

この治療システムの考え方はよくわかる。だが、時には放射線の与える影響が強ければ、皮膚が傷めつけられたり、内臓に障害が出たりすることも、ないとは言わない。

 

ただこうして人知を集めて、ガンというまさに人類が闘っている病気の、現時点での〝フロンティア〟とでも言うべき闘いが、日々行われているわけだ。

 

だから私が通っている京大病院でも、毎日、大勢の方が朝から夕方まで順番に、この放射線治療を受けておられる。

 

 

 

この治療によってがん細胞が減少し、病状回復につながっている人が大勢おられるわけだ。というようなことで、私もこの治療があと1週間ほど続いていく。

 

ところで今朝は、出掛けに湿気を含んで重そうなボタン雪がかなり激しく舞い降りていた。さすがに、傘をさして出掛けるのもどうかと思ったが、それにしても寒い朝だった。

 

午後になって、遅めの昼食としてピザを2分の1枚とイチゴを食べて、それから自分の部屋に籠って、こうしてブログの文章を書き始めている。

 

午後2時半ごろになっても、我が家のあたりの気温は4℃前後のままである。朝は氷点下だったから、それよりは多少上がったものの、数日前20℃に達していた日とは大違いだ。

 

 

 

天気予報では、明日も似たような最高気温という予想になっている。やはり出掛けるには、せめて暖かい方が何となく気分的に助かる。

 

それにしても、毎日それこそ大勢の患者さんが行き交う京大病院を眺めていれば、そこには私などが思い描けない、もの凄く多くの人生ドラマがあるのだろう。

 

そう考えれば、私もあと1週間の放射線治療を頑張って、次の3月中旬の抗がん剤治療のための入院に向かって、気持ちを入れ替えて行きたいと思う。