第2次入院その⑦今回、最後の点滴 | がいちのぶろぐ

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今日の午前中は、かなり強い雨になっていた。それでも、昼頃にはどうにか降りやんだ。



雨雲の予想図などを見れば、今は関東から宮城県方面が雨の中心になっているようだ。


先日の地震で地滑りが起こったり、地盤が緩んでいるところも数多くあるだろう。そこへ強い雨が降れば、さらなる被害が心配される。


どうかもうこれ以上、どんな被害も出ませんようにと、祈るしかないのだろう。


私はと言えば昨日の夕方、入院以来ぶら下げていた点滴のホースが、100時間以上経過していったん身体から離れてくれた。



これだけでも、随分とストレスのかかり方が違うように思えた。何だかホッとする。


些細なことかもしれないが、トイレに行きたくなっても、点滴の輸液ポンプの電源コードを引き抜かないと、少しの距離が動けない。


こんなことが日に何回かあるだけで、人間の気持ちは徐々に落ち込んで行くように思う。



今日は昼前に放射線治療の予定が入っていたので、看護師さんと相談して、点滴開始は放射線治療が終わり、昼ご飯が済んでからとなった。


両腕が自由に動かせるから、治療も食事も

その方が随分と助かる。ということで、午後1時半頃から点滴が始まった。


ということは、夕方までまた「お供」のホースが付いて回る。とはいえ、あともう4時間ほどのことだ。



明日は、早目に放射線治療を受けてから、午前中に退院手続きを行う。これで、第2次入院は完了となる。


しかし「がん治療」そのものは、先月から始まったばかり。この後、どのような道筋をたどるものかも、まだまだ分かっていない。


とりあえずは、これから3月、4月と各1週間あまりの入院治療が予定されている。


単純に考えれば、私は「重病人」の一人なのだ。今の時代でなければ、すでに生命が危険にさらされていたはずだ。


だから今置かれているこの状況を、なんとか詳細に自分の中で記録と記憶に留めて行きたいと思っている。