週明けは検査からの第2次入院へ | がいちのぶろぐ

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第1次の入院が終わり、退院から半月余りが経過して、いよいよ明日は内視鏡検査があり、放射線治療もあって、明後日からは第2次の入院という予定になっている。

 

ここにきても、なお予定という表現になるのは、明日PCR検査を受けて、その結果が明日の夕方か明後日の朝に出るので、結果が陰性なら入院OKという段取りになる。

 

明後日の朝に入院手続きをする前に、万が一にもPCR検査の結果が陽性になれば、入院ではなく即〝自宅隔離〟になったり、コロナの治療で入院となったりしてしまう。

 

現状が現状だけに、他の病気で入院する患者がコロナに感染しているというのは、病院側としては絶対に避けなければならない。だから、まずはPCR検査からスタートする。

 

ということで私の今の暮らし方では、コロナ・ウィルスへの感染はまず考えにくいけれど、万一のためにPCR検査を受ける。その結果次第だけれど、明後日から1週間余りは第2次の入院となる。

 

今回も、1回目の入院とパターンはまったく変わらないと説明を受けている。3回目の入院からは、少しパターンが変わる可能性もあるらしいけれど、1回目と2回目は同じだそうだ。

 

だから、抗がん剤の点滴が連続して約100時間続けられる。つまり4泊5日間べったり、点滴のスタンドが私の腕の先にくっ付いたままになる。このため動きは大きく制約される。

 

 

 

それが終わった後、2日間は抗がん剤ではない別の薬剤の点滴と、最後の日は生理食塩水のみの点滴があって、17日頃に第二次の退院という次第になる。

 

とは言えただ単に点滴だけを受けているわけではなく、途中には点滴スタンドを引っ張って、かなり離れた場所にある放射線治療室まで、治療を受けに行かなければならない。

 

ただしこれも気分転換になって良い。点滴を受けながら、ただただベッドに寝転がっているだけでは、気が滅入ってくるから、退屈というだけでは済まない。

 

 

 

ところが、朝の検温や血圧測定から始まって、朝食が終わると点滴薬液の入れ替え作業があり、昼食が終わって一休みすれば放射線治療に出掛け、それが終われば夕方の体調チェック。

 

その後、夕食で一応一日の予定が終わるのだが、こうした日程の合い間を縫うように、医師の方の診察や薬剤師の方のチェックと、毎日のように臨時で何かがある。

 

 

 

だからまとまって読書をしたり、何か考えごとをしたりという時間は、案外と取れないのである。細切れの読書が精いっぱい、というところだ

 

その上、短くてもブログを書こうと自分で決めているから、結構一日が忙しい予定になってしまう。

 

前回入院した時は、こうして病院のベッドで1週間を過ごしていると、退院が待ち遠しいというより、この暮らし方も意外と楽しいという気持ちになった。

 

なぜかは分からないが、私自身がこの気持ちのあり方を面白く思った。むしろ家で過ごしていても、特に何かがない限り家を出ることもない生活だ。

 

日頃の私の暮らし方など、よほど天気が良ければ散歩と称してせいぜい1~2時間ほど、京都市内のどこかへ出掛けていくくらいが関の山だ。

 

そう思えば、病院で今まで経験したことがないあれこれを新たに経験できるというのも、考えてみればかつてなかったことで、人生初の貴重な体験をしている。

 

 

 

という呑気な気分もありつつ、明日から来週半ばまでは検査と第2次の入院生活ということになっている。