第1次退院その③クリニカルパスによれば | がいちのぶろぐ

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20日に退院して今日で3日目になる。そして何よりも、今日は治療に関する予定が入っていない。つまり純粋にヒマな一日になっている。

 

ただ、朝起きた時には体温と体重を測り記録しておいた。その程度のことは、常にこまめに行う必要がある。自分の体調を知るために、最小限必要な数値だと思う。

 

そして今朝は、放射線治療に出掛けなくてもいいから、朝食の時間に余裕がある。だから先日から、今朝は「フレンチトースト」を食べようと〝決意〟を固めていた。

 

そのために昨晩から、卵とミルクを混ぜて作った〝タレ〟の中に食パンを浸して、冷蔵庫で寝かせておいた。そして今朝、その食パンを冷蔵庫から取り出した。

 

まずは小型のフライパンにオリーブオイルをやや多めに垂らす。そのフライパンに、〝タレ〟を吸い込んだ食パンを載せて中火のガスで焼いた。

 

 

 

すぐに焦げ目がつきはじめるので、ひっくり返して裏面も焼く。こうしてフレンチトーストは簡単にでき上がる。これを、ナイフとフォークを使って切り分けて食べた。

 

味は、特にどうということもない。想像通りの味であり、今まで何度も食べてきた味だ。それにしても、こうして食パンをトーストより〝柔らかく〟することで食べやすくなる。

 

なぜこんなことをしているのか。実は放射線治療によって、徐々に喉から食道、胃袋に至る間が少し〝食べにくさ〟を覚え始めているのだ。

 

食べものを飲み込んで、それが胃袋へ向かって流れ込んでいく間の動きに、少しずつ〝違和感〟を覚え始めている。飲み下せないことはないけれど、少し違和感がある。

 

食べ物が通って行くことは、〝痛み〟を伴うというほどのことでもない。といって、今まで通りすんなりと通っているかというと、それもまた違う。

 

違和感というか、何となく〝飲み込みにくい〟と感じてしまっている。吐き出すほどでもないし、〝エズく〟(ウェッとなる)というほどでもない。

 

病院から渡されている「クリニカルパス」というシートでも、現在の時期だと「飲み込みにくさ、痛みが出てくることがあります」と書かれている。

 

 

 

現在は、まさにその時期に差し掛かっているということだ。だから、食べ物を飲み込むことに違和感を覚えてしまう。

 

ところで、昨日からは雨模様が続いている。明日もまだ日中いっぱい、降水確率が高い状態になっている。明日で、3日連続の雨模様ということになる。

 

病院で使用していた下着などの衣類は、そのほとんどを家人が洗濯を終えてくれている。しかし、まだ少し残っていたシャツ類などは、生乾きのものが何枚かある。

 

また洗ったジーンズも、まだ少し湿気ている。これらは、当然ながら部屋干しにされている。それらは、わが部屋の鴨居に吊るされて乾くのを待っている。

 

 

 

1月も最後の週に差し掛かった。初詣に出掛けたことも、もう遠い思い出の中に入ろうとしている。時間の流れるのは早い。