台風が近づき雨模様だが今夜は出掛ける予定が | がいちのぶろぐ

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台風14号が秋雨前線を刺激して、昨夜から雨模様になっている。今週末には、紀伊半島の南に接近するという予報も出されている。しばらくは鬱陶しい雨空になるようだ。

 

 

 

このところ何かを考える作業を放棄して、毎日のように「京都・観光文化検定(京都検定)」の公式テキストブックを読みふけっている。

 

以前にもブログで〝知らないことだらけ〟だと書いたけれど、テキストを読んでいると自分の〝知らなさ加減〟にあきれてしまう始末になっている。

 

それにしても400ページ近くもある分厚いテキストブックに、京都のありとあらゆることが詰め込まれている。中には「言い伝え」や、変わった地名の由来までが書かれている。

 

 

これらを知ったからといって、それでどうなるものでもないだろうが、ことは検定である以上、希望者は受験をするわけだ。そこでどれくらい〝オタク度〟が高いかを試される。

 

もうすでに嫌になっている。やはり検定など受けない方が良いのだろうかと、少し弱気になってしまう。申し込みの締め切りまでは、まだしばらくあるから、もう少し悩んでみようと思う。

 

それにしても、この間の政府による「日本学術会議」の会員任命拒否を巡る論戦は、しばらく尾を引きそうな具合だ。火の粉が、あちらこちらに飛び火し始めている。

 

この問題は、菅・新内閣にとって最初の難問のようになってきた。いずれ誰もが忘れてしまうだろうと、政府は〝だんまり〟を決め込むようだが、さてどういう決着になるだろう。

 

政府は〝こぶし〟を振り上げてしまった以上、そう簡単にはこの〝こぶし〟を下ろすわけにはいかないだろう。だがこれによって、支持率のご祝儀相場を一挙に引き下げるかもしれない。

 

こうなることを見越したうえで、政府としても確信犯的に任命拒否を持ち出して来ているのだから、引き下がることはできず強腰にならざるを得ないだろう。

 

しかしこれは「法解釈の変更」ではなく、「法解釈の変更が憲法の条文と触れるかどうか」という問題である。安倍内閣以来続いている解釈改憲と、意味合いとしては変わらない。

 

だからこそ、私には「あってはならないこと」だと思えるのだが。民主主義の根幹にかかわる問題だろうと思われるから、これからも注視して行こうと思う。

 

さて、今夜も8時過ぎから、同志社大学院の「ソーシャルイノベーション研究プロジェクト」の授業が行われる。

 

 

 

50人以上は座れる教室だけど、ソーシャルディスタンスをとって、20人ほどしか座れないような机の配置になっている。

 

コロナ禍も、国民全体がなんだかもう飽きたような具合で、緩みが目立ち始めている気がするけれど、決してウィルスは無くなっていない。現に、アメリカではトランプ大統領まで罹患した。

 

今夜も雨模様の中だけれど、夜には大学キャンパスに出掛けて行って、しっかりと皆さんと意見を交わして来たいと思う。