対面での授業が開始された | がいちのぶろぐ

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昨夜から、同志社大学院のオープン講座「ソーシャルイノベ-ション研究プロジェクト」が、対面授業の形式で開始された。春学期は、完全にオンライン授業だったけれど。

 

 

 

とは言っても使用している教室の座席数は、いっぱいに詰め込んだら50人以上が入れるところを、2列をくっ付けて1ブロックにするという〝贅沢な〟配列になっていた。

 

さらに2人掛けの机に1人ずつということで、席数が20人分ほどに制限されていた。また、全員が必ずマスクを着けて授業に臨むという具合。

 

 

 

オンラインなら遠隔地からも参加できたけれど(私たちのチームには東京在住の人も)、対面授業なら夜8時過ぎから10時前まで、同志社大学の今出川校地まで通う必要がある。

 

ということで、昨夜は担当教員と外部講師、アシスタントという4人のスタッフと、参加者は大学院生と一般参加を合わせて12名という顔ぶれだった。

 

オープン講座で出入り自由というルールなので、参加者はこれからも日によって増減があるだろう。だから、一般の参加者がもう少しは増えると思われる。

 

ただこの授業は、自分たちがテーマを掲げてチームを作り、自分たちで議論をして、ソーシャルイノベーション(社会変革)の種を見つけ、育てるという趣旨で行われている。

 

だから参加者があまりに多人数だと、チーム数が増えたり、1チームの人数が多くなり過ぎたりするきらいがある。やはり適当な参加者数というか、チーム数があるように思う。

 

今回のスタートを見る限りでは、テーマごとに分かれてできるチーム数は、せいぜい34チームということになりそうだ。

 

 

 

私は、春学期のチームで議論した「半径3キロの旅」というテーマが、やや中途半端だったので仕上げの意味から参加したが、さて今回はチームが結成できるほど集まるだろうか。

 

とりあえず4回目の授業では、「半径3キロの旅」というテーマを掲げて、グループメンバーを集めないといけない。その時に少なくとも3名はいなければ、やはりチームとして議論することは難しい。

 

 

 

さてどうなるだろう。春学期には遠隔地も含めて7名が集まったけれど、昨夜はその時のメンバーが誰もいなかった。春学期のリーダーの方は、体調が悪いからと不参加だった。

 

まずはメンバーを集めて、春学期の議論の進み具合を振り返り、議論が不足していた部分を補足し、今後の展望と実際の事業化の可能性を検討したいと思っているのだが。

 

「半径3キロの旅」というテーマ自体が、「ウィズ・コロナ」を意識した近場の観光「マイクロツーリズム」という視点からの問題提起になっている。

 

また外国人観光客が急激に増えたといっても、一昨年の観光関連消費の8割は国内観光客によるものだった、という統計的な事実も踏まえて考えてみたいと思っている。

 

何よりも、春学期の議論の中味を一度振り返って、きちんと整理し直さないといけないだろう。その上で、今学期は具体的なコンテンツにまで中味を仕上げる必要がある。

 

何よりも「近場の観光」というのはどんな内容で、どんなコンテンツが想定できるのかという「仕組み」の部分と、そこで提供できる魅力的な「仕掛け」を考えて、試しに実践する必要があると思う。

 

さあ、どうすれば目的が達成できるだろうか。しばらくは模索が続きそうだ。