連休明けになってから、〝引きこもり高齢者〟を自称している私でも、外出しなければならない用事が少しばかり増えている。
もっとも4連休中は、4日間とも何かと理由を付けて外出していたのだから、文字通りの意味で〝引きこもり〟にはならないかも知れないが。
それでも休日が終われば、〝さあ仕事〟とばかり職場に行ったり、オンラインで仕事をしたり、ということもない「無職渡世」の高齢者だから、何となく家にいるという〝引きこもり〟である。
そんな人間でも、今夜からは同志社大学院のオープン講座が始まるということを、昨日のブログに書いた。また毎週、高校の「総合学習」のお手伝いにも出掛けている。
それ以外にも、私が現在関わっている「やさしい日本語」を広める活動のNPO団体と関連して、何かしらイベントなども増える時期になり、いずれにも参加の予定になっている。
それこそ今週末の土曜日には午前と午後に別々のイベントがあって、どちらも参加すると答えているので、土曜日は朝から夕方まで家を出たきりになる。
それはそれで、まだ社会とつながっていられるので、有難いと思わないといけないだろう。もっともこうした活動も、できればあと1,2年ですべて終わりにしたいと思っているが。
そんな状態でいるところへ、今年も12月13日に、「京都・観光文化検定」(通称「京都検定」)が実施されることになったそうだ。コロナ禍で実施が危ぶまれていたが。
ならば、私も一度くらいは受験してみようか、という気持ちになってきた。生まれ育った京都だから、自分なりに何となく知っているつもりでいたけれど、いろいろな場所を訪問するたびに新たに気付くことも多い。
それならいっそ、これを機会に京都のことをまとめて勉強できる機会になるだろう、と思い始めた。それに、何よりも受験という刺激が〝頭の体操〟になるのではないかと思う。
しかしホームページに掲載されている過去問題をみると、かなり細部にわたる知識を要求されている。だから長く京都に住んでいても、さすがに知らないことが多い
この京都検定の公式テキストブックはすでに入手しているが、400ページ近くもある分厚い本で、まだとても全部は読み切れていない。
それに受験された方の〝体験記〟などを読んでみると、公式テキストブックを精読しただけでは2級の合格はおぼつかない、と書いてあったりする。さて、困ったものだ。
落ちれば受験料がもったいない気もするし、といって合格の保証などまったくないわけだから、さてどうしたものだろう。受験するかどうか、やや悩ましいところである。