孫娘とお彼岸のお墓参りに | がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

今日は午前中から、大阪に住む息子の奥さんが孫娘を連れて、久し振りにやって来てくれた。春以来この間は、やはり府県境をまたぐ移動は遠慮をしていたから。

 

それで一緒に秋のお彼岸のお墓参りに行き、その後でお昼を外食してから、デパートで夕食を買い込んで我が家に戻ったのは、もう午後3時半過ぎになっていた。

 

我が家のお墓があるお寺は、知恩院の除夜の鐘で有名な〝大釣り鐘〟のさらに上にある。だから、今日もタクシーに大鐘楼の脇まで上がってもらってお寺に行った。

 

 

 

我が家のお墓のすぐ脇にある墓石は、裏側に短歌が刻まれていた。墓石がかなり古くなっていたけれど、ゆっくりと読んでいくと何とか読み取れた。

 

 

 

まあ墓参りそのものはすぐに終わって、それからダラダラという感じで山を下り、途中で道の脇に咲いている花などを見ながら円山公園まで出て来た。

 

 

 

 

1ヵ月前のお盆の墓参りの時には、ほとんど人がいなくてガラーンとしていた円山公園が、今日はそれなりに賑わっていた。

 

 

 

まだ元通りの混み具合とまでは行かないけれど、外国人観光客が消えた分だけ空いている、といった感じには人出があった。

 

さらに八坂神社に入っていくと、本殿の前には参拝の人が行列していた。こちらもお盆には、参拝を並んで待つ人など全くいなかったが。また、本殿脇の「茅の輪くぐり」にも行列ができていた。

 

 

 

 

やはりこの連休は、人出が戻りつつあるのを感じる。八坂神社では着物姿の若い女性も多く見かけた。日本の若い人たちが、着物姿でお散歩ということらしい。

 

 

 

八坂神社から四条通に出て、すぐ先にある「漢字ミュージアム」へ初めて入った。正面には、昨年の漢字に選ばれた「令」の字を、清水寺の森貫主が書かれたものがそのまま飾られていた。

 

 

 

館内は1,2階ともに、漢字のあれこれを楽しみながら学べるように工夫がされていたから、小学2年生になった孫娘も、漢字にまつわるあれこれをかなり楽しんでいた。

 

 

 

このような仕掛けになっていれば、子どもたちも楽しく漢字が学べる。孫娘は漢字検定の問題にチャレンジして、小学4年生レベルをクリアしたらしい。

 

その証明カードにスタンプをもらって、かなり得意顔になっていた。可愛いものだ。こういう仕掛けは、無理に漢字学習という詰め込みにはならないから良い試みだと思う。

 

昼食時で混雑していると困るからと、「漢字ミュージアム」に少し長くいて昼食の時間から少しずらし、1時を回った頃に名物の〝カレーうどん〟で有名な「おかる」といううどん屋さんへ。

 

その途中にある「花見小路」は、この間まったく観光客の人影が消えていたが、こちらもそこそこの人出になっていた。

 

 

 

 

「おかる」は、席と席の間を開けるには狭すぎるため、店内はキチキチの満席状態だった。こういう点は、いくら「三密を避けよう」と言っても限界ということなのだろう。

 

その後は夕食の買い出しに、またブラブラと四条河原町の角にある高島屋まで歩いた。途中の四条通は、やはり人出が多くなってかなりの混雑ぶりだった。

 

この4連休は日本に住んでいる人たちが、久し振りに外出を楽しんでいるということだろう。観光客というような大げさな感じより、近くに住む人が楽しんでいるという気がした。

 

 

夕食の買い出しをした高島屋の〝デパ地下〟は、昨日も友人と会うために、地下フロアにある喫茶店に行った。その時も今日も、デパ地下はなかなかの混雑になっていた。

 

今日は孫娘が一緒だったから、帰りも高島屋の前からタクシーで帰宅した。やはり混雑していると思われるバスを、何となく避ける気分にはなっていた。

 

帰宅してから、私はボードゲームやらオセロやらで小学2年生の孫娘のお相手をした後、夕食後の7時半ごろに孫娘たちは大阪へ帰って行った。

 

おかげで今日は一日が長かった。お爺ちゃんはやや歩き疲れている。ピーク時と比べればまだまだ少ないと思うが、それでも今日あたりは、かなりの人が京都の町を楽しんでいた。