菅内閣の発足とは関係なく・・・ | がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

昨日から何やかやとバタバタが続いている。昨日は定期検診のために、朝早くから奈良市と京都府との境目にある病院に出向いていたが、これが思わず時間を食ってしまった。

 

 

(病院近くのイオンモール/京都と奈良の府県境が敷地内に)

 

いつもより来院されている人が多くて採血までに時間がかかり、また長く待ってやっと検診が終わったが、次回に胃カメラを行うことになり、その説明にまた待ち時間がかかった。

 

すると今度は支払いでまた待ち時間。かつて言われたような3時間待って5分診療ほどではないが、合計20分のために2時間を要して、病院を出たのは12時少し前だった。

 

帰宅して昼食を食べ終わると、今度は関わっている「やさしい日本語」を広めるNPO団体のオンライン・ミーティングが3時間半。これでもう夕食前になっていた。

 

 

(8月末に実施した「やさしい日本語」ワークショップの様子)

 

たまたま、遠い奈良市内にある病院に〝つて〟があったため、健康は大事だからと定期的に検査をしてもらっているが、その病院に通い始めてから随分と長くなった。

 

そうはいっても、飲酒・喫煙という生活態度を改めるわけでもなく、よくも厚かましく健康云々などと言っていると思う。ただ、ずっと肝機能の検査数値が良いのが不思議だ。

 

そんなことで、昨日はとうとうブログを書けず仕舞いに終わった。まずはその言い訳をしておかないと。

 

そして今日の午前中は、今年度私が町内会の役員を務めているので、敬老の日のお祝いを配るため該当する家々を回っていた。我が町内も、独居老人や高齢者所帯が多くなった。

 

逆に子どもの日のお祝い配りは、ほんの数軒を数えるだけである。だから今では、町内のお祭りとなる「地蔵盆」の行事など絶えて久しい。なにしろ子どもがいないから。

 

 

(街角のお地蔵さん/京都市内の至る所にある)

 

私の子どもたちはいわゆる団塊ジュニア世代で、我が町内もその世代の子どもたちが多く住んでいたから、毎年、地蔵盆など町内の行事は子どもたちにも楽しみにしていた。

 

その子どもたちが、もう〝おじさん・おばさん〟と言われる歳になり、大半は親元を離れて暮らすようになった。だから町内会は高齢化が極端に進行し、〝限界集落〟化している。

 

町内会の役員は毎年の〝回り持ち〟というルールなのだが、これすら引き受け手がいない状態になってきた。来年以降どうするかを考えないと、このままでは崩壊の危機になっている。

 

そんな我が町内の事情とは関係なく、先ほどからスマホの画面に速報が流れている。第99代内閣総理大臣に菅義偉氏が選出された、と書かれている。

 

そりゃそうだと思いつつ、この速報は無視する。昨夜のテレビニュースから今朝の新聞紙面まで、閣僚がこう決まったという速報で埋められている。

 

いや昨夜は、テレビ番組の中でもテロップで速報が流れていた。そんなものは、夜の遅い時間にあるニュース番組の中で、まとめて示してくれたらいい。

 

何よりも、主だった閣僚は既に留任が決まっているかのように、一昨日あたりから報じられていたではないか。それを〝今さら何だ〟と、テレビ番組を見ながら思っていた。

 

そして今夜、皇居で新しい閣僚の認証式があって正式に菅内閣の船出となる。やれやれ、これほど大騒ぎをするようなことかと、ちょっとばかり苦い思いになる。

 

そもそも、自民党総裁で総理大臣の菅氏が団塊の世代で、二階幹事長は戦前派で、自民党の役員も高齢者が多くを占めている。世代交代が起こりにくいのが、政治家の世界なのだろうか。

 

町内会の役員には後継者がいないのに、政治家の世界では〝年寄り〟が元気に猟官活動を行っている。できれば、我が町内に来てほしい。すぐに希望するポストを用意できるから。

 

閣僚名簿が発表されたというニュースも流れてきたが、留任や閣内横滑りなど相も変わらずの顔ぶれで、これからもあまり変わることなく、この国は動いて行くことだろう。

 

こんな状態になるのなら、議員の定年制導入を本気で考えてくれないだろうか。もちろん長く議員を続けていれば、経験値は上がって来るだろう。けれど、やはり〝何だかなあ〟と思ってしまう。

 

私自身は関わっているNPO団体にも、後期高齢者になれば撤退したいとお願いをしている。後継者不足はNPO団体でも起こり始めているが、最近は若い社会起業家も出てきた。

 

やはり若い人でないと、高齢者ではフットワークが悪くなる。NPO団体こそ、フットワークが軽くないといけない場面が多いように思う。だから、是非もっと若い人が増えてほしい。