大坂なおみ選手が全米テニスで2度目の優勝!おめでとうございます!!
何よりも彼女自身が、この大会には「覚悟」を持って臨んでいたと思います。彼女が身に着けるマスクを通して訴えたかったこと。それは人権の問題だったでしょう。
でもこうした意思表示をすることで、プロ選手である彼女にとって大事なスポンサーを失うことになるかもしれません。
さらに悪くすれば、アメリカという国では、彼女自身が襲われる可能性だってゼロとは言い切れません。そんな中でも、彼女はメッセージを発信し続けました。
このことに、私は心の底から敬意を表したいと思います。そしてあってはならないことですが、彼女のスポンサーが彼女との契約を打ち切らないことを切に希望します。
私は、彼女がマスクを身に着けるという行為が政治的な行為だと受け取ってはいけない、と固く信じます。
彼女の行為こそ、国連が提唱している「SDGs(持続可能な発展のための目標)」の具体的な一つの表現だと思います。それは政治問題ではなく、人類の未来に向けた社会的課題です。
彼女が選択してくれた国籍が日本だったことを、私はとても喜ばしく思います。彼女が活躍することで、〝人種差別〟という人権問題は、日本でも考えるべきテーマだと知らせてくれているからです。
今日のブログは、何を書くよりもすばらしい大阪なおみ選手への賛辞と敬意だけで、十分だと思います。
あらためて、左足太もものハムストリングの故障という、スポーツ選手にとって最も気を使う故障を抱えて、苦しんだ結果に対して大きな拍手を送りたいと思います。