朝は少しの間だが日射しもあった。だがその後は、シトシトという感じで雨が降り続いている。大阪の天神祭の時期も過ぎ、7月も終わるというのに梅雨が明ける気配がない。
〝ああだ、こうだ〟と言われ続けた4連休も今日で終わる。例年なら、海や行楽地へ出かけた車が都心に向かう大渋滞がトップニュースで報じられるが、今年は静かなものだ。
各地に多少の人出があり、観光地も「Go Toキャンペーン」のおかげかどうか、宿泊客がある程度戻ってきたようだ。だが、やはり〝ドッ〟という感じの人出にはなっていない。
このように、全体としては自粛ムードが浸透していることがうかがえる。一方で宮崎県の中央部にある西都市・児湯郡圏域の飲食店で、クラスター感染が発生しているそうだ。
きわめて限定的な場所ではあるけれど、そこに感染源となるウィルスの保有者がいたということは、すでに全国的にコロナ・ウィルスが拡散していることは間違いないのだろう。
この宮崎県の出来事は、ウィズ・コロナを前提に考えるしかないことを証明しているように思われる。この状況下で、個々人がどんな暮らし方を選択するか考えるしかないだろう。
それにしても、私個人としては先週後半に様々なことがあって、その一部はまだ完全には終ったわけではないけれど、とりあえず今日は静かな日を送っている。
ただやはり、あと2週間もすれば来てくれるはずだった千葉都民の娘一家が、帰省を取り止めたのが胸の隅っこに少し傷を残したままになっている。
朝から夜まで元気いっぱい、ドタバタと足音高く豆台風が家の中を吹き荒れるのも、ただただ嬉しい。「ジィ~ジー、ゲームやろうよ~!」という声が聞こえるのが楽しみなのだ。
そんなことで、ゆっくりとした日曜の午後だけど、逆に言えば、私にとっては毎日が日曜なので、自分から買って出たことに首を突っ込むから、少し忙しくなるだけなのだ。
今日は、これを書こうというテーマもなくぼんやりとしている。こんな日もあっていいだろう。