「やさしい日本語」のワークショップ依頼もあって | がいちのぶろぐ

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昨日は88日目にして、とうとうブログが途切れてしまった。もちろん、これまでで最も長く書き続けた日数ではあったけれど。

 

まずはその言い訳から。昨日もこの間午前中の日課としている、「問いのデザイン」(安斎勇樹・塩瀬隆之、学芸出版社)の続きを昼前まで読んでいた。

 

 

 

だが昨日は進みが悪く、予定していたところまで到達しなかった。何しろアンダーラインを引き、メモを取りながら読み進めて、さらに読み返すという作業を行っているので。

 

しかも昨日は午後から、お手伝いをしている高校の「総合学習」に出掛けるので、午前中はいつもより少し時間を短くして、適当な区切りまで読み終わった時点で打ち切った。

 

それで出掛けようと昼食を食べ始めた時に、高校の担当教員の方からメールがあり、授業開始時間が前週より30分遅くなった、と連絡が入った。

 

このところ、高校では朝の開始時刻も変化すれば、短縮授業の授業時間の長さも変わるといった具合で、授業は再開されたもののまだ不安定な授業の形態になっている。

 

 

それというのも、生徒が通学する際に「三密」を避けるため、交通機関の状況をにらみながら手探りで学校運営が行われているためらしい。先生方も、大変な気の使いようだ。

 

一方で生徒たちは〝あっけらかん〟としたもので、教員からソーシャル・ディスタンスと注意されながらも、すぐにくっつき合うようにして話し込んだりしているのだから。

 

とまあそんなわけで、昨日はちょっとアワアワした状態になった。その結果帰宅したのも、すでに夕食前という時間になっていた。それで、昨日はついにブログが書けなかった。

 

ところでその「問いのデザイン」という書籍は、A5サイズに切った反古紙の裏にメモを取りつつ読んでいるのだが、すでにメモが30枚近く溜まっている。

 

 

 

内容が濃い書籍だから、簡単に読み進むということにはならない。だから、あえて早く読み進めるよりも、内容を確認しながらじっくりと読もうと思っている。

 

今日も朝から雨が降ったり止んだり、急に強く降り出したりと、梅雨入りした途端にけっこうの降雨量になっている。午前中は、「問いのデザイン」の昨日積み残した部分を読み切った。

 

これで予定より〝一日遅れ〟ということになったが、まあ予定を決めたのも自分だから、大して焦ることもなく読んでいる。来週半ばには、1回目を読了できるだろう。

 

そういえば、私が関わっている「定住外国人支援」の団体に、先日ある幼稚園から「やさしい日本語」の研修会を開いてほしい、というご要望が寄せられた。

 

 

 

やはり園児の保護者に外国人の方が増えてきているから、園からお渡しするプリント類の書き方や、送り迎えで保護者の方とお話しをする際に、「やさしい日本語」の考え方の必要性を感じられるらしい。

 

そんなこともあって、いよいよワークショップを行える時期が近付いたと思う。今読み進めている「問いのデザイン」に書かれている内容を、実践的に試せる機会になりそうだ。

 

ワークショップとひと口に言っても、行う目的は本当に様々だろう。私の場合も「やさしい日本語」を普及するという目的は同じでも、参加者によって「やさしい日本語」を用いるシーンは異なる。

 

 

 

だから、ワークショップをデザインする場合にも、その時の参加者の目的にかなったワークショップとなるようにデザインを考えることが必要になる。

 

こちらがあまり肩に力が入っても、参加者には迷惑になるかもしれない。といってワークショップと言いながら、何だかお遊びのような雰囲気になっても不満が残るだろう。

 

参加して良かったと思ってもらえるワークショップに仕上げて、1人でも多くの方に、「やさしい日本語」で外国人と良いコミュニケーションを取ってもらえるようにしたいと思う。

 

言うのは簡単だけど、さて実践するとなると中々に大変な作業だということも、この間、本を読みながら心するようになってきている。まずは読了してからの話だろうけど。