やることなすこと全てがトンチンカンで | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
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昨日、食料品を買うために外出した時に、散歩を兼ねて少し回り道をして、下鴨神社にお参りに寄ってみたらガラガラだった。庶民はみんな、不要不急の外出を自粛している。

 

(昨日の下鴨神社)

 

そんな窮屈な状況だからと、星野源さんがみんなを励まそうと作った楽曲を、安倍総理がとんでもなく〝捻じ曲げた〟使い方をしたとして、大ブーイングを受けている。

 

これに追い打ちを掛けるかのように、官房長官が「ツィッターの〝いいね〟が、過去最高となる35万回もあった」と、定例会見で好評ぶりをアピールしたそうだ。

 

 

 

この星野源さんの楽曲のことは、私も先日のブログで、あまりの怒りにまかせて乱暴な文章を書いてしまった。でもこんな総理のことなど、もうどうでもいい気持ちになっている。

 

フェイスブックに載っていたある記事を読んだところ、音楽関係の方がこれについて、『芸術に対する尊敬の気持ちがまったく見られない』と批判しておられた。もっともな意見だ。

 

〝アベノマスク〟と馬鹿にされたマスク配布の件も、今回の星野源さんの楽曲を使った投稿の件でも、とにかくやることなすこと全部がトンチンカンなのだ。

 

挙げ句の果てに30万円を給付すると言えば、申請しようと思ってもハードルが高過ぎて、対象となる人がものすごく少ないと、これもまた批判されている。

 

そう思っていたら、今度は公明党の山口代表が〝一律10万円支給〟を進言したところ、安倍総理が少し乗り気になっているらしい。

 

これだって〝嫌々、渋々〟という気持ちが見え見えだけど、〝アベノマスク〟騒動でぼろくそに批判された後だから、とにかく支持率向上になるなら支給するということだろうか。

 

一方、フィリピンでは大統領から国会議員まで、1か月分の給与をウィルス対策に寄付すると話題になっていたら、昨日になって、自民党がこれを真似すると言い始めた。だったらさっさと実行してほしい。

 

フェイスブックには、友人宅に届いた〝アベノマスク〟だという写真も載っていたけれど、やはり安倍総理ご愛用の「小さなマスク」だったと書かれていた。

 

 

(フェイスブックに載っていた写真を転載)

 

もし載っている写真が〝ホント〟だとしたら、この総理はどうしようもなく〝人の心〟がわからない人物だ。次はこのマスクで、またSNSがお祭り騒ぎになることだろう。

 

憂鬱な気分だけが拡がって行く。〝老人性の鬱〟ではなく「政治性の鬱」など、新型コロナウィルスよりよほど〝たち〟が悪い。