今日の空のように鬱陶しい気分の日 | がいちのぶろぐ

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昨夜遅くから今朝にかけて、久し振りに本格的な雨降りだった。それも峠を越えたのか午前中から小雨になり、この時間には雨の止み間もある。

 

今日の午前中は、かつての仕事の先輩からお呼びがかかり、ちょっとした仕事の相談ということで出掛けていた。

 

といってもその相談の中味は、私には全くの専門外のことだったから、申し訳ないけれどとてもお役に立ちそうにはなかった。

 

そんなことがあって昼前には帰宅したけれど、その後も暗い空を見上げて心も弾まない日になっている。やはり気持ちのどこかで、今回のウィルス騒動が原因しているのかも知れない。

 

昨日の報道では、首都圏は今週末の外出を控えるようにという話になっているくらいだから、なお心が弾まない状況になっている。

 

今年度もあと数日で終わるけれど、年が明けてウィルス騒動が持ち上がってからというもの、私が関わっているNPO団体でも色々と予定外のことが起こってしまった。

 

予定していたワークショップも中途半端なままで終わってしまったし、その他のイベントも満足に行うことができない状態が続いている。

 

個人的には「町歩き」のイベントに参加したり、区役所の「朝カフェ」に参加したりと、それなりのことはあるけれど、来年度はどのようなことをすればよいかといった、まとまったことは考えられない。

 

今日、先輩と会っていたのは、JR京都駅ビルの中にあるホテルの喫茶室だった。その京都駅の周辺では、新年度に向けた移動かと思われる、キャリーバッグを引いた若い人が目に着いた。

 

 

 

来週になれば新たな場所で仕事に着く人たちや、新たな土地で生活を始める人たちということだろう。本来なら、期待に胸ふくらませての移動ということになる。

 

それが今日は雨模様と相まって、キャリーバッグを引いてJRの乗り場へ向かう人たちも、何となく重苦しい雰囲気さえ感じるほどだった。

 

私の身に何か変わったことが起きるわけでもないけれど、こんな気持ちで年度替わりを迎えるということも、今までなかったような気がする。

 

今日は、何かを書きたいという気分にはなれないままでいる。私の頭の中まで、ウィルスが住みついたかのような気分だ。

 

せめて陽光が射して、桜の花が微笑んでくれるような日になればいいのだが、来週もまた天気がぐずついて、〝菜種梅雨〟になりそうなどと天気予報で言っていた。

 

せっかくの桜が涙雨とともに散ってしまっては、まったく浮かばれない春になる。そんなことだけはないように願いたい。