六角堂の桜は今が見ごろ | がいちのぶろぐ

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今日は、京都の桜の開花情報を。まずは、京都のビジネス街のど真ん中の烏丸三条の近くにあり、六角堂と俗称される頂法寺。ここは華道の池坊の本拠のお寺。

 

 

 

烏丸通りから六角通りを東へ入ったすぐのところにある。烏丸通に面して、池坊会館がそびえている。そのすぐ裏側にお寺がある。

 

 

 

本堂の裏手にあるお堂が六角形なので「六角堂」と称される。今日訪れたところ、本堂のすぐ前にある枝垂れ桜が、今を盛りに咲いていた。一本桜と言っても良いだろう。

 

 

 

 

狭い境内には、その他にも数本の桜があるが、親鸞聖人の像の前にある若い枝垂れ桜は3分咲きといったところ。

 

 

 

 

また本堂の西側、お地蔵さんの小さな石仏が並ぶ、その上にかぶさるようにある桜は、綺麗に咲いていた。

 

 

 

さらにその上を見上げると、池坊会館のガラスの壁面に六角堂が映って、なかなかの眺めになっている。

 

 

 

交通の便もよく、JR京都駅からは地下鉄烏丸線「御池」駅を南側出口(三条通側)から出れば、南へ歩いて次の通りが六角通り。阪急「烏丸」駅からは、烏丸通を北へ5分。

 

六角通りを烏丸から寺町へ向かうと、現代のビルと古い商家が入り交じった通りになっている。その古い商家がカフェや甘味処になっていたりもする。

 

 

 

 

また、背後の大きなマンションの入口が、入口部分は昔のままの作りを残しているなど、町並みの景観を守る工夫がされている。

 

 

 

六角堂の一筋北側の三条通りには、赤レンガ造りの京都文化博物館などもあって、お洒落ストリートに生まれ変わっているが、六角通りもけっこうなお洒落ストリート。

 

六角通りをブラブラと歩いて、こうした今と昔が入り交じる雰囲気を味わうのも面白いと思う。途中にはNORTHFACEの京都店が入るビルもあり、ここも和モダンになっている。

 

 

 

ということで、六角堂の桜は今週末までが見頃といったところだろうか。

 

さらに、六角堂から東へ少し行った「高倉通り」を南に行くと、四条高倉には大丸京都店がある。ここからさらに四条通を越えて、高倉通りを南へ5分余り歩くと、高倉仏光寺の四つ角になる。

 

角に目印となる交番があって、高倉通りが少し鍵形になっている。そこが、「仏光寺」というお寺。仏光寺通りを少し南に行ったところに山門がある。

 

山門を入ると割と広い境内になっている。山門の前にある本堂の、すぐ前に枝垂れ桜が数本植えられているが、今日はまだ〝蕾ふくらむ〟という状態だった。こちらは月末頃が見頃かと思う。

 

この仏光寺の周りもビジネス街に近いけれど、案外とビルが少なく落ち着いた雰囲気で、古民家カフェなどが数多くある。

 

 

 

昼食なら、六角堂の周辺はビジネス街で平日のお昼時は混むことも多いが、この仏光寺あたりの方が落ち着いて食事ができると思う。

 

 

 

今日は、仏光寺の桜は空振りに終わったので、来週にでもまたチャレンジしてみようと思う。

 

こちらも交通の便は良くて、地下鉄烏丸線「四条」駅か阪急「烏丸」駅から、烏丸通を南へ2筋目が仏光寺通りで、そこから東へ少し行けば目印となる交番のところに出る。駅を出てから78分だろうか。

 

今日は午後からは雨という予想だが、午前中はまだ薄日も漏れていた。町中散歩としてはまずまずという天気だった。