今日はNPO団体の定例会議だった | がいちのぶろぐ

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今日は、私が関わっている「定住外国人支援」のNPO団体の毎月の定例会議が行われた。とは言えこの間も、プロジェクトごとの小さなミーティングなどは随分と行ってきた。

 

またイベントも、日本人と外国人が一緒に「ランチ会」も行ったし、「外国人女性が何でもしゃべれる会プフー」という、外国人女性が日本人女性と一緒にいろんなことを相談できる、月例の集まりもあった。

 

さらに、外国人女性が電話で気軽に相談できる「サポート電話」は、定期的に開催している。このように、毎月何回かは何かしらの活動をおこなっている。

 

 

 

さらに、団体の中で私が最も関わっている「やさしい日本語」を普及する活動も、「となりの外国人とのお付き合いワークショップ」として、「商店・飲食店向け」を1月下旬に開催した。

 

 

 

以前にこのブログでも紹介したけれど、次回は3月7日に「保育士・幼稚園教諭向け」を、京都市の上京区総合庁舎で開催する予定をしている。

 

 

 

その他にも、行政が行う「防災訓練」の際に、客寄せの一つとして「やさしい日本語」の入門の話と「難しい日本語の言い換え」クイズも、お呼びが掛かれば出掛けて行って実施している。

 

 

 

確かにこの状況では、高齢の私といえども、何かとスケジュールが埋まって来るはずだ。その上に、毎月の定例会議があり、現在はNPO団体向けの講習会にも参加している。

 

この講習会も京都府が後押しをして、小さなNPO団体の「理念の再構築」や「広報活動」、「ファンドレイジング」という資金集めの講習まで、幅広く先進事例や具体的方法を伝授してくれている。

 

これらに出席するだけでも十分に忙しい。そこにお手伝いを買って出ている「千本通り商店街」のお店紹介の取材や原稿書き、高校の「総合学習」のお手伝いとなれば、現役当時に近いスケジュールになるのも当然だ。

 

 

(千本商店街の「100円商店街」のイベント)

 

それに加えて、よせばいいのに様々な市民活動グループが行うイベントも、興味があれば出掛けている。しかも、多くのイベントでは参加者の中で最高齢ということも少なくない。

 

ところが、こうした多くの市民活動の中には、ずいぶんと面白いものが多いことも最近知った。色々な人が様々な場所で、多種多様な活動を行って、多くの人を巻き込んでいる。

 

 

(地図を囲んで地域での体験を話し合う「ちず端会議」)

 

こうなればもう、毎月空いている日が少ない状態となってしまう。こうしたことを、いつまで続けられるかは自分でもわからないが、身体が動く間は続けて行きたいと思う。

 

今日の会議も、代表者であるフィンランド人女性が、現在フィンランドにしばらく帰っているので、スカイプを使ってインターネット回線でディスカッションに参加していた。

 

現地時間では未明からの参加だったけれど、時差が8時間もある遠く離れた場所とでも、その場にいるように、リアルタイムで話し合いができる時代なのだ。

 

現代社会がグローバル化しているのはわかるけれど、ICT技術によってこれほど国境を越えてリアルタイムで話ができる時代なのだ。

 

だから小さなNPO団体といっても、その活動の広がりは簡単に地球規模になり得る。もし私が歳を理由に〝隠居″した状況だったら、こんな経験もできなかっただろう。

 

(京都市上京区役所で毎月行われている「朝カフェ」) 

 

そんなことも思いながら、今日も細部にわたるスケジュール確認や、年度末に向けた各種の報告の話、それに来年度のためのざっくりとした考え方などを共有し合っていた。

 

もちろん、事務局担当の1人を除いて、この団体の活動にフルに従事しているわけではない。仕事の関係で定例会議に出られない方も少なくない。

 

それでも議事録がメーリングリストで送られて来るし、情報共有はかなりスムーズに行える。世の中が変わったということを、こうしたところで実感させられている。

 

「未来のために、今できること」という感覚で、私もお手伝いできることはできるだけお手伝いをして行こうと思う。こうして社会と関わっていられることに、心から感謝したいと思っている。