マイノリティ尊重される社会待つ | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

3連休の最終日で、海の日の祝日。土曜・日曜と梅雨空だったけれど、今日の午前中にサーッと青空が広がった。久しぶりに見た青空と太陽だったような気がする。

 

〝降り止まない雨はない″というけれど、長雨はやはり人の気持ちを滅入らせる。一瞬だけでも青空を見ると、それだけでテンションがやはり上がって来る。

 

今年は、梅雨入りが極端に遅れたけれど、梅雨に入れば入ったで、それなりに梅雨空が続いている。こんな時期でも、京都を訪れる外国人観光客は元気にあちこち歩き回っている姿を見かける。

 

先日は、全体が「青天白日満天紅旗」のデザインになっているTシャツを、親子4人がお揃いで着ている家族を見かけた。〝私たちは台湾人″と強く自己主張されていて、それはそれで楽しい感じがした。

 

日本人には、同じように中国語を話していると思われるだろうけれど、〝私たちは台湾人″だという、何らかのアピールなのだろうかとも思った。

 

先月は香港で、学生たちが主体となるデモが起き、市民を巻き込んで、中国寄りの政策を進める香港行政庁長官への抵抗が強まった。少しずつかも知れないが、国際情勢も微妙な流動化が起こり始めているのだろうか。

 

日本も参議院議員選挙の真っ最中だが、いまだに家の近くで選挙カーを見ることもなく、静かな選挙戦になっている。それでも新聞の予想記事などを見ていると、全体的な動向はそれなりに揺れ動いているようだ。

 

今、この選挙の京都地方区で、注目すべきことが起こりかけている。某党から立候補している候補者で、みずから選挙公報にLGBTであることを明記している方がいる。

 

 

 

勇気ある行動だ。こうしたセクシャル・マイノリティに嫌悪感を抱く〝頑迷固陋″な人も決して少なくない。そんな中で堂々とカミングアウトして、選挙戦に臨んでいるのだから。

 

この方が当選して国会議事堂に行けば、国会議員という「オヤジ族」が対応に困るかもしれない。いや、知らん顔をしてスルーするだろうな、きっと。

 

 

 

でもこの方の存在が「重石(おもし)」となって、国会の場の議論で、少しでもセクハラやパワハラが減り、まともな感性で話し合える人が増えれば良いな、と思う。

 

その点で言えば、忘れかけているけれど、北方領土を訪問して「大バカ発言」を連発した挙げ句、いまだに議員のまま居座っている「丸山穂高」議員など〝ゲスの極み″だ。こんな人間を選んだのも、私たちなのだけど。

 

 

 

それにしても、だんだんと蒸し暑くなってきた。この曇り空のままで、雨模様にならなければ、今夜こそ祇園祭の宵山に行こうと思う。このところ、毎年のように出かけているから。

 

今夜あたりは、きっと凄い人出になるかも知れない。だけどやはり、こうしたイベントは目に焼き付けておきたい。

 

この歳になれば、いつまで元気にこうしたイベントに足を運べるか、わかったものではないから。元気な間に、少しでも多くのことを、自分の足で歩き、目で見ておきたいと思う歳になったから。