さて、マッスルビーチにはフィジークコンテストと同時に、もう1つのコンテストがありました。
それが、「デッドリフトコンテスト」です。
パワーリフティングやってても、通常はベンチプレス大会ばかりですので、デッドリフト単独のコンテストは初めての経験でした。
このマッスルビーチのデッドリフトコンテストは、「重たい重量をあげた人が勝ち」という凄いルール。
つまり「体重」は関係ないので、体重が重たい人ほど、有利なのです。
通常59kg級の最軽量にいる僕としては一番不利な状況となりました。
でも、エントリーした以上はやるしかない。
しかも、ダブルエントリーしたのは僕ともう一人しかいない。
そんなわけで、挑んだのですが、ベルトを使わず、さらに会場に風が吹いているという凄い状況。
客席に落っこちるんじゃないか? と不安な感じで試技でした。
舞台の目の前が階段ですからね。 普通のパワーリフティングのコンテストは平面でやるので、全然違うんです。
本当に、前の客席に転がり落ちるんじゃないかって不安にかられます。
しかも、風が吹いてるので、姿勢が安定しない。
ほんと、人生史上、最も不安定な環境でのデッドリフトでした。
結果としては、こちらもビリから2番め。
しかも、1人僕よりもすごい重量をあげようとしていたダブルエントリーの選手が試技を全部失敗してしまったので、ラッキーでビリを免れた感じです。
まあ、僕が一番体重が軽かったですし、ベルトもしてないですし、とりあえず、よく頑張ったということで(笑