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ソアリングの魅力

模型のグライダーを楽しみ続けて45年以上
これからもオリジナリティを活かした製作を続けます。
実際のフライトや製作時の状況も動画や写真で紹介したいと思います。
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いよいよコーティングの始まりです。

 

前縁部分など曲面のRがきつい部分をうまくコーティングできるかどうかの試しもあります。

 

先ずはコーティングに使うフィルムからです。

 

0.3mmのPPフィルムがメインです。 Rのきつい部分は別途40μのフィルムを80μのポリエステル粘着テープで継ぎ足しています。

 

準備できたら離型剤を塗布します。

 

始めてコーティングをした際に陰圧をかけてコーティングすると離型剤なしで剥離できるはずだったPPフィルムがしっかりとエポキシ樹脂に食いついていました。

 

 

次にカーボンクロスを準備です。

 

少し大きめに裁断します。

 

もちろんクロスはバイアス(45度)でコーティングします。

 

 

これで準備は完了です。

 

フィルムにカーボンクロスを載せ、樹脂を含侵させます。

 

もちろんフィルム表面にも予め樹脂を塗布しておきます。

 

尾翼の表面は多くの樹脂の吸い込みを防ぐため薄めたサンディングシーラーを塗布しています。

 

尾翼側にも樹脂を塗布してフィルムを載せ、後縁、前縁を角材を使って波打たないように押さえます。

 

 

バギング用のバッグの中にキッチンペーパータオルをブリージングシートの代わりに敷きます。

 

その上に尾翼を置いて、さらに上からキッチンペーパータオルを載せてバッグを密封します。

 

バキュームのための配管を接続し、最初は弱めの陰圧でバッグと内容物を確認しながら全体を整えます。

 

陰圧がかかるとバッグやキッチンペーパーが形に添うように圧縮されてきますので尾翼同士が接触したりしないように確認しながら徐々に陰圧を大きくしていきます。

 

硬化までの間の設定の陰圧はポンプOFFが0.75気圧、ポンプONが0.85気圧です。

 

意外と陰圧は大きくないんですよ。

 

ちなみにバギング用のバッグは百均の布団や衣服の収納用の圧縮袋です。

 

ボンビーな私はできるだけ安く費用を抑えて製作できるように考えています。

 

キッチンペーパーと布団圧縮袋・・・

 

安かったです。

 

バッグ破れたとしても¥100~¥200で買えます。

 

陰圧のコントローラーです。(自作です)

 

任意の2点で陰圧の上限、下限の範囲をデジタルで設定できます。

 

下にある黒いものはDC12Vの電源です。

 

 

 

ポンプです。

 

 

これも自作です。

 

ポンプの動作が頻繁にON/OFFにならないようレザーバータンクを間に入れています。

 

 

赤いハンドルのバルブは大気圧への開放のためのバルブです。

 

バッグが陰圧で圧縮されて落ち着いたら尾翼が反らないように押さえの角材を使って重しを

載せます。

 

 

 

その後は加温用のヒーターで硬化するまで加温します。

 

私はこたつ用のヒーターを使っています。

 

 

保温のためのエアーキャップのシートをかぶせて一晩保温します。

 

こたつ用のヒーターは温度調整用ののコントローラーもついていますので便利です。

 

一晩おいて硬化したましたので取り出しです。

 

まだフィルムが着いた状態です。

 

 

フィルムを剥離しました。

 

 

表面に残っているのは離型剤です。

 

余分な部分をカットしてサンディングで周囲を整え、前縁などのRのきつい部分を確認です。

 

異なる厚みのフィルムを継いだ部分のポリエステル粘着テープの厚み分だけ表面に段差ができています。

 

0.08mmですから簡単にサンディングで消せます。

 

ラダーです。

 

 

水平尾翼です。

 

 

 

幾分手直しが必要な部分もありますが、おおむね良好でした。

 

Rのきつい部分もしっかりコーティングできる方法として使えそうです。

 

後はサンディングで形全体を整えて、サフェーサーを吹いてどのくらいピンホールや洲ができているか確認します。

 

パテで粗をつぶしたらもう一度サフェーサーを吹いて塗装準備完了になります。

 

次は主翼のコーティングです。 

主翼各パートの生地が完成しました。

 

サンディングも終わって、いよいよカーボンコーティングの準備に入ります。

 

 

 

各パートの接続はカーボンコーティングが終ってから行います。

 

接続後は接続部分に同様にカーボンでコーティングを行います。

 

従って接続部分はおよそ5cmほどはコーティングをしない部分を残しておきます。

 

これからコーティングにあたってのPPフィルムを作成します。

 

一番の問題は前縁部分です。

 

フィルムは0.3mmの厚みがあって、結構曲げに対しては抵抗します。

 

ご承知の通り、前縁はRがきついので、フィルムが前縁の局面になじみ切れません。

 

そのためカーボンクロスが前縁材に密着せず浮いてしまうのです。

 

今回はこれを避けるために一工夫してみようと思っています。

 

内容は・・・秘密です。

 

うまくいったら公表します。

 

失敗したら・・・お察しください。

ラダーのヒンジ部分の加工が終わりました。

 

ヒンジピン受けです。

 

 

ラダーを差し込みピンを通しました。

 

 

後はカーボンクロスでコーティングして、リンケージのホーンを加工したら塗装待ちです。

 

次は主翼の外翼部分の組み立てです。

 

翼端部と外翼部を接合して前縁材を接着します。

 

 

翼端部との接合部分の前縁材は切り口をイモ継ぎせず、補強の意味も込めて斜めにカットして繋ぎます。

 

 

前縁材の粗削りをして形を整えたら、全体をサンディングしてカーボンコーティングの準備をします。

 

中央部の翼も前縁材を削って全体をサンディングします。

 

成型とサンディングが終ったらコーティングです。