ソアリングの魅力 -11ページ目

ソアリングの魅力

模型のグライダーを楽しみ続けて45年以上
これからもオリジナリティを活かした製作を続けます。
実際のフライトや製作時の状況も動画や写真で紹介したいと思います。
模型飛行機の製作に興味のある方はこちらのブログもどうぞ。
http://hikohkikoubou.sblo.jp/

主翼接合部の補強のためのコーティングです。

 

およそ幅70mmでカーボンクロスを貼ります。

 

 

用意している加温用のヒーターが翼が長いため使えず、胴体修理の際などに利用しているほっかほっかカイロで加温しました。

 

 

保温のためにタオルを被せました。

 

 

バッグはやはり百均の布団圧縮袋です。

 

陰圧のコントローラーです。

 

表示している赤い数字は陰圧の現在の値です。

 

 

硬化後の写真を撮り忘れました。

 

現在はコーティングの際にできた洲をポリパテで埋めて粗出しのサフェーサーを吹き付けています。

 

ポリパテやサフェーサーの手持ちがなくなりましたので注文中です。

 

入荷までの間に胴体の追加工です。

 

機体発見用のブザーに関して現在は胴体にΦ6mmくらいの穴を発音部分に開けていますが、これが草などの葉でおおわれると音が小さくなってしまうのです。

 

せっかく大音量のブザーを使ったのに意味がなくなってしまいます。

 

そこでフライト時の機体の組み立てのためのアクセスプレートで切り取った背中の部分をオリジナルのブレムスクラッペ(エアーブレーキ:戦闘機のF15が着陸するときに背中に立ち上がってくるあの板状の部分です。)のように立てて、大きな開口部を作り音を発散させるように改良します。

 

ただ、切り取り位置が悪かったためこれまでのようなヒンジ方法が使えません。

 

そこでちょっと変わったヒンジを探して購入していました。

 

これがそのヒンジです。

 

ヒンジの軸はM2のねじでした。

 

左右にガタがあって振れますのでヒンジの軸部分の前後の組み合わせ部分にシム代わりのワッシャーを入れて振れを止めています。

 

 

せっかく切り取ったハッチでしたが、加工してこのヒンジで開閉できるようにします。

 

 

 

 

サーボを一個追加して開閉するようにします。

 

バタフライ作動時に同時に開くようにミキシングすればブレーキにもなるでしょう。 

 

ヒンジを接着するにあたっては位置ずれが起きないようにハッチに先に接着します。

 

接着位置は開閉の際にほかの部分に当たったり引っかかったりしないような位置を計算しています。

 

その後ハッチの前の方をもう一度胴体に接着しなおしてハッチを切り離します。

 

主翼の端面が当たる部分にフィリップスの1番のドライバーが入るくらいの小さな穴を開ければヒンジの軸のM2のねじの付け外しができます。

 

修理の際にハッチを外す必要があるときに役立つでしょう。

 

製作中に色々と思慮の足りなかったことなどを改良しながらの作業です。 

主翼各パートのカーボンコーティングが終わりました。

 

前回のブログで書きましたが、4回目のコーティングではほぼ完璧に近い出来になりました。

 

 

左のパテの処理したものが1回目と2回目。

 

右の二つは3回目と4回目です。

 

3回目は洲はあるものの波打ちは出ていません。

 

4回目は下面側には洲もできていません。

 

ピンホールも殆ど見えないといってもいいと思います。

 

 

 

4回目の上面には洲があるのですが、これはフィルムにカーボンクロスを載せて樹脂を含侵させていた際にごみが挟まっていたため、クロスをフィルムから剥がして再度載せたところにできていました。

 

もちろん載せなおした後ローラーで樹脂を再含侵させてはいるのですよ。

 

微妙ですね。

 

 

4回目下面です。

 

 

ここまでできればいうことはないと思います。

 

3回目、4回目はパテによる手直しも少ないのでそのまま外翼と内翼を接合しました。

 

 

 

接合部はこれからカーボンクロスを貼って補強します。

 

クロスを貼る部分を足付けしてしています。

 

幅はおよそ70mmで補強します。

 

それが終ったら主翼全体の表面を整えて、サフェーサーを吹きます。

 

塗装ができるような状態になるまで整えて最後のサフェーサーを吹いたらエルロンとフラップの切り取りに入ります。 

 

いよいよ主翼のコーティングです。

 

果たして前縁部分の目論見はうまくいくのか。

 

フィルムの準備とカーボンクロスの切り出しをしました。

 

翼端側です。

 

 

 

フィルムの青いのは離型剤のポバールです。

 

樹脂をフィルムに塗布し、クロスを載せて更に樹脂を含侵させます。

 

次に主翼表面にも樹脂を塗布します。

 

カーボンクロスを樹脂で貼り付けたフィルムを位置がずれないように主翼に載せます。

 

上下両面にフィルムを載せたら、バキューム用のバッグに主翼を入れます。

 

ブリージングシートの代わりのキッチンペーパーを上下に充てて真空ポンプの電源を入れます。

 

 

最初は小さな陰圧でバッグやキッチンペーパーの皺が出ないようになじませながら徐々に陰圧を大きくしていきます。

 

コントローラーの設定値は硬化するまで-20kPa~-10kPaに設定しています。

 

サクションが決まったらその状態でおよそ40℃くらいになるように保温して一晩硬化させます。

 

 

翌朝バッグの中で硬化した状態です。

 

 

 

何やら洲ができていて、表面が波打っているようです。

 

失敗したかと思いました。

 

バッグから出してみました。

 

 

前縁部分はかなりしっかりとカーブに沿ってクロスが密着しているように見えます。

 

 

これでも先端部分はクロスが密着状態にはないと思われます。

 

主翼の中央部分もコーティングしてみました。

 

 

バッグから出した状態です。

 

 

端からはみだした樹脂をキッチンペーパーが吸って固まっています。

 

ペーパーをはがしました。

 

 

やはり洲ができています。

 

更にポバールの塗り方が悪かったのでしょうか

一部フィルムがかじりついていました。

 

前縁部分は翼端側と同じようにクロスが接着されています。

 

バリの部分を切り取ってサンディングで落としてみました。

 

 

先端部分はやはりクロスが載っていません。

 

きちんと乗せるには上面から下面へ、もしくは下面から上面へ巻き込むようにコーティングする必要があるようです。

 

でも前縁材はアガチスですからクロスが載っていなくても問題ありません。

 

洲ができている部分は表面が波打った状態でした。

 

サンドペーパーで波打っている部分を研磨してみたところクロスごと持ち上がってはおらず、樹脂だけが厚く乗って硬化している状態でした。

 

これなら盛り上がっている部分を削ってしまえば何の問題もありません。

 

表面の粗を目立たせるためとパテあてやサフェーサーの吹き付けのための足付けを兼ねて全体をサンディングしてみました。

 

 

 

波打ちの原因は定かではありませんが、おそらくフィルムの両端(長手方向)がバギングでバッグが縮むときに押されてできるものと思われます。

 

反対側の翼をコーティングするときはフィルムを翼よりも少し短くしてやってみます。

 

試行錯誤でやっていますので、少々の不出来は問題ありません。

 

決定的に主翼が使用不能になったわけではありませんので結果オールライトです。

 

2度目よりも3度目、3度目よりも4回目と進歩していけばいいと思っています。