カーボンコーティング やってみました。 | ソアリングの魅力

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カーボンコーティングをやってみました。

 

動画を撮るつもりだったのですが、いざ始めてしまうと・・・忘れました。

 

試しに水平尾翼の片方をやってみて、作業のやり方と準備の仕方を確認してみました。

 

尾翼の場合、前縁の半径が小さいためバギングをやってもクロスがきれいに前縁に沿ってコーティングされません。

 

どうすればいいか改良する必要があります。

 

バギングで陰圧に引いている状態です。

 

 

今回はー600kpa~-400kpaで設定しています。

 

 

レザーバータンクとポンプです。

 

 

硬化後取り出したものです。

 

 

表面はきれいです。

 

前縁と翼端部分の処理を行ってサフェーサーを吹いて塗装します。

 

 

なかなか思い通りにはいかないことは予想していました。

 

一つずつ改良や工夫をしてより良いものになるよう研究してみます。

 

バギングではなくオープンコートでやった場合は表面を研ぎださないといけません。

 

尾翼のように小さいものでしたら研ぎだしても大した労力ではありませんが、主翼のように大きくなると大変です。

 

バギングでその労力が省けるということは大きな進歩です。

 

さすがカーボンだけに剛性は秀逸です。

 

ちなみにバギング用のバッグは¥100均のバッグ、ブリージングシートはキッチンペーパーです。

 

ランニングコストは抜群に安いです。

 

こんなことならもっと早くやってみればよかったと思っています。

 

コーティング後の重量は16gでした。

 

グラスコーティングより軽いです。

 

しかもコーティングの厚みはガラスより厚くできますし、剛性も高い。

 

いいです。