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今回も、

前回に引き続き、

スポーツチャンバラの

交流練習をしたときの

エピソードを紹介します。

 

私がスポチャンの練習会に

参加していた目的は、

選手として

大会に出場することではなく、

自分自身の

武術研究の一環として、

実践的な試行錯誤の場と

させていただくことでした。

 

その過程で、

私が感じたり、

気づいたりしたことを

紹介します。

 

練習会のスパーリングでは、

自分にテーマを課し、

それを常に意識して

取り組んでいました。

 

それは、

徒手と得物とでの

さまざまな違いについて、

自由攻防形式の対戦を通して

実体験することと、

そこからさらに、

共通するものや

関連するものに気づく機会を

探るというテーマでした。

 

例えば、

・フットワーク

 (間合い操作、入り身)

・徒手打撃と得物打撃

 /斬撃との比較

 (軌道、インパクト)

・体捌きのヴァリエーション

 (転回、一対多対応)

・化勁的用法の互換性

 (パリー、インターセプト)

・ディフェンス技法の

 特性比較

 (接点、許容範囲)

などのサブテーマを

イメージしていました。

 

上記の意識を、

しっかり持ってはいましたが、

なんとか成果をあげようとか、

がむしゃらに

必死で挑もうとか、

そんな気負った気持ちは

全くなく、

むしろ、

リラックスした気分で、

自由攻防形式での対戦を、

ゲーム感覚で

安全に楽しんでいましたし、

笑いやユーモアが溢れた、

とても良い雰囲気の

練習会でした。

(つづく)