---------------------------------
ご訪問いただき、ありがとうございます。
初めての方は、以下も併せて、
ご覧いただければ幸いです。
「はじめまして」⇒こちら
「テーマカテゴリーについて」⇒こちら
「プロフィール」⇒こちら
各種お問い合わせは、
こちらから、お願いします。
---------------------------------
前回の記事では、
素手素面の設定での、
自分流の
顔面へのパンチの捌き方について、
技術的な内容を紹介しましたが、
今回の記事では、
この技法の発想や、
私が感じていたことなどを、
補足として紹介します。
■後の先のタイミングについて
後の先ではありますが、
意識的には自分から、
相手のパンチの軌道を截つように
接触させていく感覚です。
タイミングの体感的には、
相手のパンチに
自分のパンチを合わせるようなイメージで
起動するパリーで、
後発の起動でありながらも、
接触点への到達は
先んじるような感覚です。
■両手連携時のビート音について
私の経験則としての
感覚的な表現になり恐縮ですが、
例えば、
受けて返す発想の捌き方であれば、
相手の腕に接触して捌いてから、
もう一方の腕でパンチを返した時に、
「パンパン」というビートで
接触音や打撃音が聞こえます。
二つの動作が継続はしていますが、
最初のパンの音と、
次のパンの音の間に、
一瞬の休符があって、
動作が分離しているイメージです。
円環の動きによって
両手を連携させる発想の捌き方であれば、
相手の腕に接触して捌くと同時に、
換手する形で、
もう一方の腕でフォローしつつ、
最初に接触した腕がパンチを返した時に、
「パパパン」というビートで
接触音や打撃音が聞こえます。
動作が継続しているうえに、
受けて返す発想と比べると、
同じ時間内に連続して
1~2手多く出ることになるので、
テンポが速いイメージです。
■接触のフィーリングについて
一旦相手の腕に接触すれば、
そこに、
脱力した自分の腕の重みを載せて、
そこを基点として、
イメージ的には、
ソフトに粘着して離れないような操作で、
相手の腕や、
腕を通じて相手の重心を
コントロールすることを理想とします。
中国武術の推手技法との強い類似性を、
私は感じています。
*相手のパンチの到達距離が短かったり、
より速くタイミングが読めて
パリーを起動できたりなど、
先の先的な状況になった場合は、
腕の接触にこだわることなく、
パンチを遮るコース上で
かざすように両手を円環させながら、
アームシールド的な役割を持たせて、
そのまま迎撃していく発想です。
以上、
動画や写真のない説明で大変恐縮ですが、
できるかぎり、
思い出してみました。
将来的に、
協力や応援をしていただける方との
ご縁をいただけたり、
スタッフの拡充ができた時には、
動画発信などもしたいと思っています。
以上は、あくまでも、
私独自の捌き方について、
個人的な経験をまとめたものです。
不適切な運用・転用による
怪我、事故、その他の損害について、
当ブログ管理者は、
一切の責任を負いかねます。
どうぞ、くれぐれもご注意ください。
(つづく)