ダービーの翌週である今週から、
JRA競馬は夏競馬に衣替え。
2歳新馬戦が始まるのにあわせ、
「JRAプレミアム」のひとつ、
「夏の2歳単勝5%アップ」が始まります。
また、「夏の2歳単勝キャンペーン」も
あわせてスタート。
JRAの戦略意図としては、
紙の実馬券では馬名が記載される
単勝馬券をたくさん購入させることで、
競馬ファンに好きな馬・応援したい馬を作ってもらうことでしょう。
競馬でシビアに儲けようとしたら、
なるべくなら好きな馬、嫌いな馬を作らないことです。
期待値が高い馬を淡々と買う。
その最たるものが、競馬ソフトを使用した
自動投票でしょう。
馬券裁判でお馴染みの「卍氏」も、
競馬ソフトを使用しての馬券購入でした。
一方、POGという架空馬主ゲームがあるように、
好きな馬をまるで自分がオーナーになったような気持ちで、
デビューから応援していく行為。
たまたまのちに名馬と呼ばれるほどの活躍馬を
指名(馬券購入)できればラッキーですが、
なかなかそうはうまくいかないもの。
好きな馬だから、追いかけている馬だからという理由で、
本線の馬券とは別に単複などの応援馬券を買ってしまう。
こうなるとJRAの戦略に
まんまとはまっているわけです。
というわけで、JRAは毎年毎年、
夏の新馬戦に対しキャンペーンをうち、
好きな馬を作るよう仕向けてきているのです。
・・・と、長~~い前置きはさておき、
「夏」を前面に打ち出した2つのキャンペーン。
安田記念のデータ分析コピー、
「さまざまな路線から精鋭が集う上半期の最強マイラー決定戦」
2020年のNHKマイルCでは
「様々」と漢字を用いたのに、
「さまざま」と平仮名に変えてきました。
「さま×2」→「さまぁ~ず」ではないでしょうか。
2つの「夏のキャンペーン」も、
画像をご覧いただけるとわかるように、
青を基調としたデザインで、
抜けるような青空の「夏」を表現しています。
「さまぁ~ず」といえば
大竹一樹さんと三村マサカズさんのコンビ。
ブラストワンピース 大竹正博
GⅠは(1.0.0.7)に対し(国内のみ)、
GⅡ・GⅢでは(4.0.0.1)と好成績。
どちらも1着か4着以下で、
2.3着がないいわゆる「ピンかパー」の馬です。
「ワンピース」といえば、
宝塚記念とコラボの「シティーハンター」同様、
週刊少年ジャンプ誌上で連載の漫画。
鳴尾記念では岩田康誠騎手騎乗予定ですが、
昨夏も川田将雅騎手への乗り替わり初戦、
札幌記念を快勝しており、一変があるかもしれません。