もう何度となくお越しを頂けております
こちらのお車でございます
22系クラウンRSの後期モデル、
都内よりお越しのM様に
今回もご登場頂きます。
M様、いつも弊社製品を本当にご愛顧頂き
誠にありがとうございます
前回よりインテリアへ着手を頂いており、
その”コンセプト”が定まりまして。
(すごいな…どうなるのかな…)
と、
内心ドキドキしながらそのご決断や
展開を注視させて頂いておりまして。
今回はその室内コンセプトが開花
という作業でございました
早速、まずはご入庫時です
いつもながらに多くのオーナー様に
感謝をしたいこの状態…。
別名 「修行期間」 でございますが
今回M様にも部品の単体補給がない…
という事で、
車両から現品をお預かりさせて頂きました。
パートと致しましては
「ドアショルダーUPR」
と
「ドアアームレスト」
という内容だったわけなのですが、
今回
”修行期間”を経て頂きまして
完成でございます
まず視界に捉えて離さない
と思いますがこのカラー。
世界に誇る東レより
”Ultrasuede BU3”
のカラーリングが目を引きます
弊社でも初めての使用だったかと
改めましてM様のご依頼により
「こんな色なのかぁ~」
と、実感しまして。
今回はいずれのパートにも
”2トーンコンビネーション”
をご選択頂きました。
ドアショルダーUPRに関しましては
上段のメインにはおなじみの”BK3”素材、
そして
アクセントラインの面に採用頂いたのが
先程の”BU3”素材
対しまして
ドアアームレストは反転しまして
メイン素材に”BU3”。
アクセントの挿し色として使用したのが
”BK3”素材という逆転Ver
事情通だ…
カラーで言うと、これはいわゆる
「バーガンディ」
となりまして、
言ってみればこの色って
”Grazioパーソナルカラー”
でもあるんですね
他人事とは思えないこの配色です。
スーパースポーツモデル…例えば
アストンマーティンとかで
別注EXCLUSIVEの依頼をかけてみた…
そんな雰囲気を感じますね
さらにこちらが後席ドアになります。
配色パターンは前席の規則を守りまして、
後席ドアなりの意匠に細部を修正。
パッと見のイメージは
前席とおそろいという配色になっております
こちらのドアアームレスト、後席ですが
本当に
思わず触ってみたくなる
見た目の質感なんですよ
もう、見るからに柔らかそうな…ね
実際に採用したオーナー様の特権、
いつでもどこでも
なでなでして最高の触感を
満喫できるわけですな
そしてドアショルダーUPRです。
このパートも仮に
メインがBU3だとしたら…
それはもしかしたらさすがに
バーガンディが勝ちすぎて、
ややくどい
印象になっていkたのかも…
あくまでもアクセント、
あくまでも脇役という形でこの配色は
さすがの判断でございます
そしてこの日は前後4ヶ所の
ドアライニングに加えまして、
シフトセクションにも手を入れて頂きました
と。
既にシフトノブは
”リアルカーボン綾織”
製品をご愛用頂いていたのですが
今回は思い切って
変更でございます
全く見違えたこのセクション。
夜に帰宅して、真っ暗だった部屋の電気を
点けた時…
みたいな変化(?)
純正形状シフトノブにはなんと、
「レッドコントラストカーボン」
を別注で採用頂きまして
その上で、今回のコンセプトとして
大きく影響を与えるバーガンディ、
これをメイン材として使用した
「ストライプブーツ」
という同時技です
ストライプの中央は、ここまでの流れで
言いますと
”Ultrasuede BK3”
も考えられるのですが、
ここはM様のアソビゴコロにて
”ブラックカーボンレザー”
を採用して頂きました
この場所を単体でご覧頂きますと
バーガンディの主張がかなり強いですが…
トータルだとほらっ
全然勝ってない、いいバランスでしょ
バーガンディが多くなってもいけない。
逆に少なすぎるとかえって
貧弱に見えてしまう場合もある
このバランス感覚が絶妙ですね
M様、今回本当に大物多数のご用命。
そしてお時間を頂きましての修行期間
改めまして
本当にありがとうございました
世界に、地球上に唯一
の事実を心の底から
ご堪能頂きたいと思います
この満足感…
到達したものにしかわからない
格別の感覚ですからね
それではまた
●22クラウン 「レザーEXCLUSIVE」