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猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


「和算の驚き」/小山信/新生出版。

この驚きを読み途中(笑)


またも和算本である。
折り紙で作った鶴の翼の長さを求める問題を表紙にしていて、
読む前から胸躍るつくりとなっている。

著者は、
定年後に神保町で見つけた和綴じ本の幾何問題から和算にハマったという、その点は硲的に激しく共感する人物だったりする。

内容は、

まず、上記きっかけから幾何系の和算問題を中心に紹介し、

何故か、
ランニング・マラソンを科学する内容が続き、

(この章は、和算とはかすってもいないw)

魔法陣、数独で馴染み深い方陣問題の紹介、他となっている。


でもさー、
戦前に初等教育受けて、一橋の商学部卒のお人が「数学も古文も苦手」たぁ、言っちゃいけねぇよ。


最近1カ月で、



つまり該当記事をうpしてからちょうど1カ月で。



「ヤンデレクッキー」の単語で、


我がブログにご訪問いただいた方が15人も居たことwwwww







更に、



「ヤンデレ」「クッキー」でぐぐったら、



我がブログが1番目だったことwwwwwwwwww



((((((ノ゚⊿゚)ノヒイィィィィイイイ

今日の1冊。



「天童駒殺人事件」/中町信/徳間文庫。



昔の推理小説を読んでいるなぁ、という気分を満喫した。

なんか漂うオヤジ臭さってあるよね。

文体とかじゃなくて、社会的な常識とかそーゆー外部要因的な時代感が現れる部分で。

あとは単純に印字フォントに惑わされてるかもw




でも内容自体は、普通に本格っぽい。


一応トラベルミステリー、なんだが、そこに重点が置かれてるようにも思えないし、


習い事に精を出す妻と推理作家の夫が二人三脚で解決するとか、


夫が割合と草食系なのがそこまで古くない気もする。




楽しかったぁ(´∀`)







猫の島調査報告書-天童駒殺人事件.jpg
猫の島調査報告書-いつか、ギラギラする日々.jpg


今日読んだのは、
「いつか、ギラギラする日々」/河野典生/集英社文庫。



短編集ではあるが、満足できちゃう濃さと退きの良さ。
河野典生いいねぇ。


推理作家協会賞の「殺意という名の家畜」を読んで以来のファンだったり。
流れる軽い文体で、やりたい放題自由自在な描写が好きだ。





<収録作品>
・「いつか、ギラギラする日々」
あああ、今で言うならキレる若者なんて薄っぺらな言い回しで表されちまうのかも。やだなぁ。
でもこの熱は本物。ジャズ小説であり、犯罪小説であり、青春小説。


・「羽根のない鳩」
こんな作品も書くんだな。
子供と男の交流を描いた「激しい鳩」と、ピンクがかった体色で流し目をする鳩が現れる「悩ましい鳩」で構成される。


・「チャイ売りの声」
インドの列車を舞台にカメラマンとバッグパッカーの日本人同士の交差が描かれる。
アフガニスタンは道路もいいし、農業国で人間の表情がいい、なんて描写に涙。


・「驟雨の街」
男と女の明確なドロドロから、女の堕ちていく様が叙情的に描かれる。バブルより10年も前なんて分かんねーよ。


・「殺戮の夏」
夏の日の散弾銃乱射を、犯人の青年が弁護士に語る体をとった中編。
流されてるなぁ。




以上。