猫の島調査報告書 -180ページ目

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

「暗号の研究」/有栖川有栖/角川ビーンズ文庫

久しぶりに読む作品ばかりで、これはこれで面白かったです。

以下、
ちょっこっと我が儘で辛口感想も多分に含まれます。




前の「密室の研究」でも薄々感じてはいたのですが、
今回の短編集シリーズの作品チョイスが、どうしても合わないらしいと判明。
 

〈収録作品〉
「ジャバウォッキー」 
  
予想通り。
 
 意外かもしれませんが、有栖川短編作品では現在進行形の動きのある事件を描いているものに良作が多く(終わった所に火村准教授が招かれる一般パターン化から外れるからか?)、「ジャバウォッキー」は軽めながら小道具の巧さとカタルシスを感じられる佳い作品です。
 巻頭にこの作品があるのも普段と読み心地が違って面白いですね。


「英国庭園の謎」
  
予想通り。
  
 後味は良くないのですが、初読でも暗号を解きながら読めるのが良いところです。
 富豪の邸宅にある英国庭園というシチュエーションは往年のミステリを彷彿とさせ、なかなか趣があって好きです。


「暗号を撒く男」
  
ふーん。
 
 極々軽めだが、中間の口直しと思えばいいか。
 朝井先生も出演で華を添えてる。
 しかし、もう少し別のものでも良かったような。


「あるYの悲劇」
  
何故入れたし!

 前にも書きましたが、硲の中の有栖川ワースト3に入っている作品です。暗号もの? っていう気もする。
 今読むと、そこまで毛嫌いする程酷くはないのですが(最近慣れてきたかw)、やっぱり何となく薄い。且つ、強引に造った感は否めないです。



「比類のない神々しいような瞬間」 
  
盲点。
 
 まぁ、盲点というかダイイング・メッセージを暗号ものと解釈するか否かで、自分は基本否定派な為「あるY~」共々ここで採られるとは思っていなかったてぇのが理由。作品としては、一点ネタの割に何故か好き。
 初出ジャーロ掲載ということで、2002年は既にジャーロだったことに驚きを隠せません。


「英国庭園~」と「比類のない~」を同時収録ということで、ビーンズ文庫の紙質と相俟って可成の厚みに仕上がっています。
「比類のない~」を手軽に読めるのは好いなぁ。






朝から腹具合がおかしい。胃腸炎か?
仕事も終わったしストレスから解放されたら具合も良くなるだろうとタカをくくってみたものの、
歩き始めて数歩で胃が痛み、暫くしてしゃがみこむ破目に。
本屋が遠い。

這々の体で近場3軒を回って有栖川「暗号の研究」をゲット。
ちょっと読むどころではないので、本日は此にて仕舞いでございます。

おやしまなさい




■今日の納得したこと
七代・竹本住大夫(89)引退発表。

自分は今年の4月は大阪に行けないので、5月公演にてお別れとなります。
去年の「三番叟」の翁を思い出すといつも心が燃え立ちます。

正直なところ、
Ω以上に箸にも棒にも懸からない感がしてなりません(´・ω・`)
自分が原作厨なだけかもしれんが。

フルCGは兎も角、
残念ながら作品テイストと違う線の細いFF系テイストの作画。
スタイリッシュな一輝を見るとは、長生きするもんだなぁw
違和感ないのは紫龍、一番違和感を感じるのが星矢(まさかの)。


リメイクで人気取ろうって何でも難しいよね。
珍しく残業など。
溜まった事務は片付いたが、本業が片付かないという。あうあうあーヽ(゜Д゜)ノ

なもんで、今日は全く本を読んでおりません。
(こういう台詞が吐けるようになっただけマシか)


美味いんだかよく判らない飯を食いつつ、龍泉洞サイダーだけが癒やしです。
液体だけで生きていけたら楽だろうに、まーそうも行かず。



今読み途中なのは、
「年寄り工場の秘密」/コリン・ホルト・ソーヤー/創元推理文庫。

年寄り工場の秘密 (創元推理文庫)/東京創元社
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久しぶりのアンジェラ&キャレドニア。
アンジェラ似のうちのばっちゃもぴんぴんして、日々可愛らしく暮らしておりますが(バレンタインチョコ有難うございました)、
老人ホーム「海の上のカムデン」に居るアンジェラのパワーも、いつも通り爆発!

いやしかし、今巻はちらっと先に読んでしまった訳者あとがきに驚き。
これを上回る驚きを本編にも期待です。



昨日の1冊は、これも元気な姉さんの活躍する
「球場ラヴァーズ ~だって野球が好きじゃけん~」/石田敦子/少年画報社YKコミックス。
球場ラヴァーズ~だって野球が好きじゃけん~ 1 (ヤングキングコミックス)/少年画報社
¥600
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カープの地元・広島出身の基町さんが主人公です!
姉さんができる女すぎて是非とも嫁に欲しい所存(既に作中で争奪戦の兆しがw)
甲子園の近況も描かれていてトラファンも感激でございます。
東京ドームや札幌ドームもキラッキラしとるわ。姉さんのフィルターがいいね。


同時間軸・別主人公の「球場ラヴァーズ ~私を野球につれてって~」サイドも
巻を重ねられているので、そろそろ着いていかないとならんな。

球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 1 (ヤングキングコミックス)/少年画報社
¥580
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某T社さまからのメールを約1週間返信できずにいたことに気付き、冷汗滝のごとし。
先程何とか対応できたが、本当に申し訳ございませんでしたm(_ _)m