今日のくらり | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

最近何故かビール好き。
今日はAsahiのスーパードライ。飲んでるって事実が楽しいから少なめ350mlのみw。

ほろ酔い気分を理由につらつら更新し続ける。
(いつもと何が違うのか)


レイ・ブラッドベリは「何かが道をやってくる」が大好きだ。
夜中のサーカスという秘密のお楽しみ感、浮遊感、妖しさ満点の団員、13才という少年期の始めの何でも出来そうな感覚、草原の空莫とした様。
そう、感覚にダイレクトに来る小説なのかもしれない。

そして何故だか、老いた図書館員である父親に感情移入して読むのである。
その読みは、大部分の読者にとって間違っているのだろうが(普通は、特に小中高生は少年達のほうに心が寄ると思う)、初読の高校生の頃から硲にとっては主人公は父でしかなく、哀切でざわめく心地好い物語として折にふれ再び手に取りたくなる一冊だ。

と言うわけで、
同作者の割合「何かが~」に似ている雰囲気の「10月はたそがれの国」が話題に上がるのは非常に願ったり叶ったりなのである。

不勉強ながらフレドリック・ブラウンは(自覚的には)未読なのだが、これを機にSF苦手だからと食わず嫌いせずに、その世界に逢いに行くと誓う。




■今日のくらり




会場に有った等身大(?)パネルが可愛すぎた!

もうなんかトトロみたいに、
大くらり(パネルサイズ、全長約80cm)、
中くらり(ブログ登場サイズ、約20~30cm)、
小くらり(栞サイズ、約5cm)が、各サイズ無限増殖すればいいと思う。