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台風の目
ご存知ないかたに長々ご説明すると、
1本の長い棒(竹竿状のもの)を
5人横並びで持って走る競技です。
コース途中にあるポールを中心に5人が同心円を描くように回る。
ここの部分を台風の渦巻きに見立ててる訳だ。
1本の棒を持った運命共同体ゆえ、中心側のひとは遠心力で飛ばされないように踏ん張り、外周は力の限り走る。
3本のポールを交互に逆回りしたら、5人横並びで折り返す。
さて、
団体競技は自分の順番が終わると暇だったりするが、台風の目は違う。
横5人ずつの待ち列に棒を持った5人が帰ってくる。
そして次の組にバトンタッチ……しない。
外側の2人が棒を持ったまま列に突っ込む。
今まで中側3人がいた部分が列の足下を通され、待っている人々は大縄飛びのように飛びこえる。(※)
棒が列最後尾まで行くと、今度は最前列に向かって一気に頭上を通すため全員しゃがむ。
当然ぶつかるとメチャ痛いので、走る順番じゃなくても必死だ。
そのまま外側の2人が棒を最前列まで戻したら、やっと次の5人の順番となる。
(※)1列ずつ交互に足下/頭上通しする場合も。
傍目からは、待ち列の断面図が波うっててきれい。