気が付けば | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


最近
ミステリーを読んでいないではないか!


なんと最後に読んだのが今月始めの「狂い咲く薔薇を君に」(/竹本健治。牧場智久シリーズ)。
10日余りも何をやっていたんだ。
と、思い起こせば……まぁ無理だったかな。


てことで、
ミステリーが読みたい!

一発屋で良いから驚天動地のトリックや
ループ阿弥陀籤のような疑いまくっても耐えてくれる鯣ロジックに
餓えているんだ。

勿論
変な名探偵、美女、有能な警察官、魅力的な管財人、ユーモア溢れる怪盗が
居れば言うことはないし

心震わす切ないストーリーや
謀略渦巻く経済蘊蓄や
燃え上がるロマンチックな恋愛や
大河な歴史の謎が取り巻いていたら
小躍りするほど喜ぶだろう。



なんて思っていたら東創のメルマガが来た。

創元推理文庫の近刊予定では、
佐々木丸美や、ピーター・トレメインの修道女フィデルマシリーズも楽しみだが、今回は色々と気になる作品があった。

まず、
藤雪夫・藤桂子の「獅子座」
今年の始めぐらいから待ってます。
いや、古本屋で探せば割合出てくると思うんだが、ちょっと横着。

「毒入りチョコレート事件」の新訳はどうなんだろう。
翻訳が原因で読みにくかった印象では無いので、これはその内。

後は
「サム・ホーソーンの事件簿〈VI〉」/エドワード・D・ホック
とうとう最終巻。噛み締めて読みたいと思います。


それから「パイ底の秘密」/アラン・ブラッドリー。古賀弥生訳。
化学好きの十一歳の少女の活躍の辺りがポイントだな。
初めての作家なので期待たっぷり。


ちょっと元気が出ました(*・ω・*)