お歌を唄いませう | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

週明けだと言うのに、めっちゃ眠いですぐぅぐぅ

頭を使わない本を求めて、これを読みました。


「日本唱歌集」/堀内敬三、井上武士/岩波文庫。


唱歌。しょーか。
元は雅楽用語でありながら、明治期に訳語に割り当てられたため、一転教育用の歌曲を表すことになった。


この本には、約130曲を楽譜付きで収録。
音を取ってみたけど大半は知らないなぁ(笑)

明治頃に一気に作られた曲とは思えないほど歌いやすいのもあるし、歌詞と相俟って軍歌に近いものもある。
国家の思想統一を旨としながらも、モノが歌だけにかなり自由です。時代が後になると言文一致も取り入れられていくけれど、文語の歌詞の美しさもいいねぇ。


巻末に総まとめで、
唱歌とは何か。
文部省唱歌ができてからの歴史。
「君が代」が国歌になった流れなどが付いていて、コンパクトにお役立ち。

初代「君が代」は、どんなメロディーだったんだろう。
結構頭使いますなぁ(・ω・)ゞ

日本唱歌集 (岩波文庫)/著者不明
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