グローバリズムをもたらすのは100年早すぎた。 | 激動する世界を見つめているオッサンのブログ

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「9/11テロ事件からイラク戦争、リーマンショック、危険な原発への固執、環境破壊、劣化する医療制度、ユーロ危機、そして小沢裁判にみられる司法の腐敗などはバラバラな事象ではなく、原因はひとつなのだ。」

人はそれぞれ自分なりの世界観をもっている。10人集まれば10通りの世界観がある。多くの場合、他の人からなんとなく与えられた情報、自分の限られた経験や見聞きしたことなどに基づいて形成されてきたに違いない。国家レベルでも個人レベルと全く同様だろう。

世界が平和で、人々が平穏に暮らせるならそれでも問題はないのかもしれないが、このグローバリズムというボーダレスな世界に突入して以来、世界は絶えず、政治、経済上の問題を抱え、対立、侵略、テロ活動で悩まされている状況を見ると、もはや、それぞれが勝手な世界観を思い描いて行動することを許容する余裕など全く無いことは明らかだ。

正義感や知性が相当に高い、政治、経済、科学、その他の専門家が一堂に会したとしても、一致した世界観をもって問題に対処することは現実的にはなかなか難しそうだ。いや、国連をみれば絶対できないだろうとさえ思う。

そのような問題認識を持っているときに、ネット情報の中で偶然、”まさにこれだ!”というものを見つけた。

それは”THRIVE”というタイトルのドキュメンタリー映画だった。最初は有料だったのだが、すぐに無料で観られるようになった。とにかく、心ある方々に観ていただきたい映画なのだ。問題解決への世界観が提示されている。

観るときの心構えについて一言:自分の限られた知識、経験から形成された先入観を抑え、柔軟な思考を働かせながら観てください!