つい数年前までは全くその種のリテラシーを持ち合わせていませんでしたからあまり偉そうなことは言えないのですが、つい、イライラしてしまうことが多くなりました。
9.11についてメディアが報道していることをそのまま受け入れていたときまではその種のイライラなどなかったのですが、小沢一郎氏への国策捜査が突然なされたころからなんかおかしいぞ、とメディアの報道内容に疑念を抱くようになってからは、取り付かれたように、ネットから様々な情報を調べるようになったのです。
芋づる式に手繰っていくと、国内の情報だけでは限界を感じるようになり、英語圏のウェブサイトにも関心を持つようになりました。必然的に9.11の真相がメディア報道とは全く異なることに気づくよう導かれ、徹底的に調べました。この頃から、米国(国民ではない;念のため)が諸悪の根源に違いないと確信を強めていきました。
あの9.11事件が生じる3年前に、家族旅行の途中で、あの貿易センタービルの屋上から自由の女神像を眺めた経験があったものですから、それだけに、あのビル2棟がまるで解体工事のように(まさにそうだったのですが)崩壊していく映像に大変なショックを受けたのです。
それから、中東の問題にも関心をもつようになり、ますます義憤を覚えるようになりました。
このようにして自分が知りえたことを、時折、妻に話すことがあるのですが、主なニュースソースがテレビである彼女の反応には、予想通りとはいえ、大きなフラストレーションを感じてしまいます。
この世界の陰の支配者の頭脳には天才的な予見能力があり、メディアの重要性を熟知しているがゆえに、ずいぶん前からマスメディアを支配下においてきたことをも知るにいたりました。
インターネットの出現は彼らにとって脅威ではありますが、大部分の国民は、依然としてマスメディアの強い影響下にあります。
当分は、私のイライラは続くものと覚悟しております。